【G.W.勝ち方 箸休めコラム】四半世紀以上昔の恐怖体験!【袴一平編】

若さゆえの過ち!?

ども、袴一平です。

今回はG.W.中特別企画で何か体験談ある?って聞かれたんだけど、基本混雑している時はホールに行かない僕としては、そうそう珍しいことって体験しない。

ただ、いまだに忘れられない身の毛のよだつ恐怖体験が1つだけあった。

これは四半世紀以上前のこと。当時の新装開店やグランドオープンと言えば一大イベントで、台が取れればほぼ勝利が確約されたってくらいにホールも客に還元していた。都会のやり方は知らないが、僕の地元では整理券やきちんと整列させるシステムなどなく、開店と同時に皆が一斉に店内になだれ込んでいた。なんなら、入店してからもダッシュしないと後ろの人に押されて転倒するほどで、それはもう戦さながら。

ちなみに、グランドオープンが行われる時期は、今と変わらずG.W.直前などだった。人を集めたいのなら、集まりやすい時期に仕掛けるのは商売の基本なのかもね。

そんな時代のG.W.でのグランドオープンで体験した話だ。

19XX年4月末日に事件は起こった。当時10代の僕はグランドオープンの情報を聞きつけツレと早朝から並びに行った。この時点ですでに十数人ほど並んでいたので、その後ろで談笑しながら開店待ちをしていた……この後起こることも知らずに。

ようやくオープンしたその瞬間、一気になだれ込もうと人が押し寄せたが前の方が進まない!! 人の波が身体を圧迫し怒号すら聞こえてくるなか、入口から「ガシャーン」とガラスの割れる音が。その瞬間、逼迫していた列は店内へと吸い込まれていった……入り口の血まみれで倒れている客には目もくれずに。

どうやら入口が開く前に2、3番手が先頭の人間を押してしまい、それに釣られた後ろの人間も前に行こうとしたようだ。押しまくる圧力がガラスの耐久性を超えたのだろう。

僕は倒れている客に少し同情しながらも無事パチスロのを1台確保出来た。颯爽とボーナスを揃え(当時は1Gで当たるサービスがあった)、ツレの状況を見に行った。ツレはパチンコを打っていたがその状態は打ちっぱなしでも負けなさそう。安心して席に戻ると一目で分かる怖い人が僕の台を遊技中。

反社風おじさん
※写真はイメージです。

当時は反社系が幅を利かすパチンコ店。なんなら店員さんもそっち系が大半。警察? そんなもん知るか! ってのが世の常。今では考えられないけどね。僕もそれは理解していた。理解していたんだけど、気がついたら「おっさん、それ俺の台やでどいて」って言っていた。無視するおっさんに続けざま「何してんねん! 俺の台や言ってるやんけ!!」と肩に手を置いた瞬間……「なんじゃワレちょっと裏来いや」と胸ぐらをつかまれ引きずられながら店舗外へ。

「お前どこの組のもんや?」今なら吹き出しそうなセリフも状況が僕を震え上がらす。ちょうど入店時の怪我人を迎えにきた救急車のサイレンがその弱った心に追い討ちをかける。ああ次は僕が乗るんだな。そう思うと相手の目すら見られない。何かを悟ったおっさんは「もう二度とこの店には来んなやクソガキ」と言い放ってホールへと戻っていった。

僕は涙目でツレに事情を話し足早に一人帰宅していったが、今思うと何ですぐに諦めて席を譲らなかったのか謎。やはり若さゆえなのか? でも、もう二度とあんな目には遭遇したくないっすね。以上、本当にあった怖い話でした。


ライター紹介

  • 袴一平
    パチマガスロマガ専属ライター
    袴一平
    元飲食店の店長で、パチンコ旅打ち第2弾の制覇者。旅打ち中はハネモノや甘デジを中心に稼動していたが、本来はスペック問わず様々な台を打っている。元飲食店の店長で、パチンコだけではなく料理の腕も一流だとか。しかし、その腕を披露することはあまりなく、今ではパチンコのハンドルを握るだけとなった。

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