1996年は初代「大工の源さん」の全盛期! 圧倒的な強さを見せて見事1位を獲得!!【PLAYBACK/キングオブパチンコ大賞1996】

「源さん」が前年の「黄門ちゃま」をも超える勢いで各賞を独占!!

※当該記事は1996年発売の「パチンコ攻略マガジン」誌上の特別企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。ご了承ください。

パチンコ攻略マガジン 1997年1.26号掲載記事

今回から始まるPLAYBACKはパチマガ・スロマガの年末恒例企画「キングオブパチンコ大賞」「スロミー賞」の復刻版!

その年のNO.1機種を読者投票により決定する人気企画を、当時の原稿をそのままに、WEB上で完全再現。ランキング機種はもちろん、原稿内容や液晶写真など、いたるところで当時の雰囲気を感じることができるPLAYBACK記事となっているぞ。

今回は1996年No.1機種が決定した第2回キングオブパチンコ大賞をお届け! 連チャン機が次第に姿を消しホールの中心がCR機となってきたこの年、いったいどんな機種が人気だったのか!? そして「CR大工の源さん」はどれほど支持されたのか…要注目!


1996年の頂点に立ったのはこの機種だ!

楽勝かと思われた源さん。接戦の末、優勝!!

激動の96年度のトップを飾ったのは大方の予想通り「CR大工の源さん」に決定した。CR機史上最高の、フルスペック+100回時短の爆発力と缶コーヒーにもなった個性的なキャラクターが優勝の理由だろう。

前回の優勝機種だった「CR黄門ちゃま2」は今年は圏外。他の前年入賞機種で今年のランキングに入っているのは「CRギンギラパラダイス」のみと言う、新台の移り変わりの速さを表す結果となった。

今年、意外にも2位の「ミサイル7-7ー6D」と競り合っての辛勝だった源さん。果たして次ページからの各部門ランキングの行方は!?

■「1996年もっとも面白かった機種」部門

ほとんどがCR機の中「ミサイル」「ナナシー」「マジラン」は善戦!

前年と同じくランキング入賞機種は、ほとんどCR機という結果になったが、その中で現金機の「ミサイル7ー7ー6D」と「マジカルランプ」、「ナナシー」の入賞は大健闘。この3機種、普通機と一般電役という内訳。来年は現金機デジパチの奮闘も期待したい。

【ナナシー】
一般電役。上下2分割の風変わりな画面、153分の1という甘いスペックで人気が出た。

【マジカルランプ】
いつのまにか設置店を大量に伸ばしていた一般電役。結局は新セルも出る程の人気に。

【ミサイル7-7-6D】
一発機時代からのファンを感涙させた普通機。ランキング中、只一つ異色の存在。

■「1996年もっとも儲かった機種」部門

前年優勝の意地!? 黄門ちゃまは5位にランクイン!

前年キングオブパチンコ大賞の意地を見せて「CR黄門ちゃま2」が執念の5位ランクイン。今もまだ現役の体感器による攻略法がその理由だろう。今年は他機種にも多くの体感器攻略法が発見されたが、設置状況を考えるとやはり最も使えるのはこの機種であろう。

■「1996年もっとも負けた機種」部門

みんな好きだから打ってるんだよね!?

さて「今年最も負けた機種」部門、こちらも「CR大工の源さん」が比類無き得票数! 2位に3倍以上の差を付けて、96年4冠目を達成。爆発と言えば源さんだが、ハマリと言っても源さんなのだ。設定3の438.5分の1と言う確率がもたらすハマリは半端では無い(もっと低確率の機種もあるが)。

目を引くのは、2位の「CR麻王伝説EX」が新機種ながらの速攻ランクイン。確かにスペックは良くないが…。それとランキング中、ミサイルを除く9機種全てがCR機というのも…。

何だかんだ言っても、結局みんな好きな機種だから打ち込んでるんだよね?

■「1996年もっともつまらなかった機種」部門

設置店は多かったけどね~?

今年も悪いとは思いながらも、またアンケートを集めてしまった「最もつまらなかった機種」部門。激しい戦いの末「CR花のもぐら組V」悲しみの第1位に。

しかし、2位の「CRハッピーデート」、3位の「CRFビッグパワフルFX」とは僅差。「もぐら」は単調な大当り画面とリーチアクション、「ハッピーデート」はキッツイ画面、「パワフル」は例のアタッカーへの反対派が原因か?

その他の機種に目を移して見ても、設置店の多い機種が目立つ。それだけ打ってる人も多いから、悪い意見も出る、という事で…。

■「1996年もっともインパクトがあった機種」部門

今年前半の大事件は復活したクルーン

「今年最もインパクトがあった機種」部門、接戦の末、とうとう「ミサイル7ー7-6D」が源さんの牙城を崩して見事トップに輝いた。確かに、あのコンビクルーンの復活は新旧パチンコファンにとって96年最大の衝撃だった。新鮮さと復活に対する衝撃が入り乱れた、文句無しの入賞である。

■「1996年打つことができなかった残念な機種」部門

連チャン機の名前もちらほらと…

読者投票最後の「打ちたくても打てなかった残念な機種」部門のトップは普通機の「大入」に決定。
打ち手の興味をそそるゲーム性と設置店の少なさとが見事に絡み合って生まれた勝利と言えるだろう(嬉しくないって)。

2位以下の機種も「CRモンスターハウス」を筆頭に設置されている店では客付きの良いものが多く、ホールもつまらない新台を入れるなら、これらの機種を入れる方が良いのでは?

あと、圏外ではあるが「エキサイトジャック」や「綱取物語」等の消えゆく連チャン機の名も見られた。

97年のこの部門は連チャン機ばかりという事態になるのだろうか…だとすれば寂しい限りですな。

「アクダマンSP」の止め打ち、「CRチャンピオンシップDX」の右打ち、どちらも効果は絶大。この2機種は設置店の少なさから攻略法を試せなかった為のランクインだろう。


今回はここまで! 次回PLAYBACK(9月21日更新予定)では第2回スロミー賞をお届け! お楽しみに!!

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