勝つために意識すべきこと【第101回・ジャグラーガールズ編】

1点が欲しいこの状況でなぜ?

パチスロ攻略マガジン内企画「ヘミニクのスロかつ!」2018年掲載号より転載

→過去の記事はコチラから

 

先日、W杯日本対ポーランド戦がありました。

ご覧になってない方に説明すると、試合は0-1の日本劣勢で進んでいきます。

しかし同時刻に行われていたセネガル対コロンビアが0-1で進んでいたため、このまま試合が終われば日本はセネガルを勝ち点で上回れるので、決勝トーナメントに進出出来るという状況でした。

ただし、もしもセネガルが1点を入れて同点にしてしまったら、日本の敗退が確定してしまう。

決勝進出を確定させるためには、日本はどうしても1点を入れなければならない危機的状況でした。

そして試合は残り10分。

攻めろ! なんとかあと1点! と心の中で応援していましたが、日本が取った作戦は最終ラインでパス回し。

1点が欲しいこの状況でパス回し?

なぜ?

しかしその理由はすぐに氷解。

日本側は攻撃的に動けば動くほど、カウンターを喰らって失点するリスクが高くなり、逆に守れば守るほど失点するリスクは低くなる。

そして80分消化で0得点のセネガルが残り10分で1点を決める確率はかなり薄い。

ならば日本が勝つためにすべき作戦は攻めるではなく、守り。

それも徹底的な守り。

それがあのパス回しになったということでしょう。

そこを追えるかどうか

これをパチスロの対戦系企画に当てはめると、実戦終了間際に自分の収支は若干マイナスで、ノルマゲーム数にはまだ足りてない。

そして対戦相手は自分よりもマイナスが大きく、このまま終われば敗退してしまうため、現在一発逆転を狙って凱旋に着席しているという状況。

この局面なら、最も勝率の高い立ち回りは設定1でもペイアウト100%付近の台を打ってノルマゲーム数を稼ぐことでしょう。

なんだったら5スロでもいい。

収支はマイナスで終わってしまうだろうけど、その日の収支をプラスにするために一発逆転を狙う立ち回りはしないハズ。

観てる側からすればつまらないけれど、この状況に追い込まれたら自分もそうすると思います。

ここまでの実戦で文句なしの収支を上げられなかった、自分の実力不足を悔やみながら。

さて、このサッカーの試合は賛否両論だったけれど、個人的には面白かったです。

攻めないサッカーが面白いんじゃなくて、目に見えるモノ以外の駆け引きが存在していたことが面白い。

パチスロも目に見えるのは液晶演出や出玉だけど、勝つために意識しなければならないのは設定や期待値といった目に見えない部分。

そこを追えるかどうかが、長い目で見ると勝ちに繋がるのだと思います。

なお、この日の実戦は目に見えないモノが多すぎるジャグラーガールズを追いかけていました。

高設定を信じて打ち続けたけれど、結局設定は不明のままマイナス収支で終了。

これは最終ラインでパス回ししてたら相手に捕られてゴール決められる、一番ダサいやつですわ…。

 

 

現在のヘミニクから一言!

なんとも懐かしい話題。

これが掲載された号では他のライターもこの話題について触れていた記憶があります。

あの土壇場で最も決勝トーナメントに進める確率の高い作戦を考え出したこと、そしてそれを実行してベスト16に進めたことは凄いと思います。

今年のワールドカップもドラマに期待!

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