この状況、まさに絶望的【第74回・ハナハナ鳳凰-30編】

今日負けたらマイナス転落

パチスロ攻略マガジン内企画「ヘミニクのスロかつ!」2014年4月号より順次転載

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パチスロを打つ理由は人それぞれで、その数だけ物語が生まれる。

今号の巻頭で特集された銀太郎密着企画で、彼の立ち回りは存分に知って貰えたと思います。

でも、銀太郎がハナハナをブン回している間、僕だって指をくわえて見ていた訳じゃない。

このページでは、巻頭では語れなかった愛知ヘミニクサイドの物語をお送りしたいと思います。

密着6日目、僕は窮地に立たされていた。

最終日だと言うのに、パチスロ収支が上がってこない。

稼働5日を終えた時点で、トータル収支は僅かプラス3800円。

連日の睡眠不足で体力も限界、愛知の洗礼を存分に受けていた。

なぜ銀太郎と同じホールで打っていて、これほど収支差があるのか。

理由は大きく二つある。一つは初日に愛知のホールで誌面企画・バジ絆10人斬りの実戦をして、マイナス7万円もの大敗を喫してしまったこと。

そしてもう一つは、単純にホールの傾向を把握し切れていないこと。

まあ初日の7万円負けからプラスに持って来れただけマシかもしれないが、今日負けたらマイナス転落である。

1週間滞在して負けて帰京、それだけは絶対に嫌だ。スロッターとしての意地を賭け、実戦に臨む。

謎の中毒性がある

実戦機種はハナハナ鳳凰。

愛知に来てから、初日以外これしか打っていない。

1台目、渾身の狙い台は投資2万1000円で撃沈。

いや、まだ諦めるな。

二番手候補の狙い台へ移動。

こちらは序盤こそ良挙動を見せるも、大ハマリを喰らって投資1万9000円で爆散。

あっという間に負債は4万円に達する。

4万円もの負債を抱え、かつ良台に座れていない。

この状況、まさに絶望的である。

銀太郎 に「いくら負けて帰る気だろう」と心配されるのも無理はない。

が、しかし、僕の気持ちはまだ折れていなかった。

3台目、連日ボーナス確率の良い台へ移動。

狙い台ではないが、この日はヘコミ台のアゲ狙いがことごとく外れている。

逆に良さそうなのは前日履歴の強い台。

つまり今日は据え置き狙いが有効なのではなかろうか。

まあただの悪あがきとも言えるけれど、ホールの状況は依然良い。ここは攻めの姿勢を貫こう。

結果的に、この悪あがきが功を奏す。

投資1000円でハイビスカスを光らせると、訪れる怒涛のハナラッシュ。

レバーを叩けば光る、当たる、7が揃う。

夢かと見まごう大連チャンで、あっという間に4000枚オーバーのコインを吐き出す。

まるでAT機のようなV字スランプを描き、逆転勝利で最終日を絞めることが出来ました。

大ピンチからのハナラッシュ。

あれを体験してハナ中毒にならない人間などいるのだろうか。

東京に戻ってからも暫くは、ハナハナ打ちたい症候群にかかりました。

銀太郎ハウスでの生活は過酷だったけれど、あれだけ状況の良いホールでハナハナが打てるならまた行きたい。

ノーマルタイプが生み出す連チャンには、謎の中毒性がありますな。

 

ハナハナ鳳凰-30

総ゲーム数・・・9640G
BIG出現率・・・1/219.09(44回)
REG出現率・・・1/535.56(18回)
ボーナス合成出現率・・・1/155.48(62回)
総獲得枚数・・・4744枚
総投資金額・・・4万3000円
総換金額・・・8万6200円
収支・・・+4万3200円



現在のヘミニクから一言!

銀太郎潜入取材、懐かしい! 銀太郎の家に 一週間ほど滞在して稼働について行ってみたんですけど、これが想像以上の地獄でした。

毎日0時を回る頃に帰ってきて2時に就寝、5時に起床してホールへ向かい7時から並んで9時から23時まで稼働。3日目あたりでガチで死ぬかと思いましたよ。

銀太郎の何が凄いかを一言で言うならば、これを毎日続けられる「メンタルと体力」ですね。常人では無理ですこんなの。

ちなみに一週間で5キロ近く痩せました。最近たるんでるなーと思った方は銀太郎ハウスへゴー。

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