キツい機種ほど勝ちやすい【第108回・パチスロ蒼天の拳 朋友編】

対極するようなこの2台

パチスロ攻略マガジン内企画「ヘミニクのスロかつ!」2018年掲載号より転載

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1月初旬、パチスロの今後を占うであろう2台の6号機がデビューしました。

その2機種とは聖闘士星矢SPと蒼天の拳。

導入早々に2機種とも高設定を打つことが出来ましたが、同じ6号機とは思えないほど中身は別物でした。

まず聖闘士星矢SP。

この機種の特徴はコイン持ちが良く、設定がわかりやすく、リセットか否かがわかりやすい。

コイン持ちが50枚あたり約50Gで現行機トップクラスな上に、AT直撃と継続性を注視すれば設定1は余裕で回避出来ると思うので、設定推測のリスクは非常に低いです。

さらに朝イチ1G回してアイキャッチ演出が発生すれば変更、しなければ据え置き (店側が対策していない場合に限る) となるため、立ち回りやすさに関しては6号機最強だと思います。

対して蒼天の拳は、コイン持ちが悪く、設定がわかりにくく、リセットか否かがわかりにくい。

どれを取っても立ち回りにくく、前述した聖闘士星矢SPと対極するような台。

仮に両機種に設定6が入るという状況なら、僕も迷わず聖闘士星矢SPを打つでしょう。

しかしそこで蒼天の拳にも勝機が生まれるのです。

立ち回りやすいということは、競争率が高く、空き台にチャンスが生まれにくいということ。

聖闘士星矢SPはこれにピッタリ当てはまるでしょう。

逆に蒼天の拳は、朝イチの競争率が低く、空き台にもチャンスが出やすい。

立ち回りにくいというのが、逆に蒼天の拳の武器になると思うのです。

マークが甘くなりがち

とは言え、蒼天の拳は一筋縄ではいきませぬ。

50枚あたりのコイン持ちが約31ゲームで設定推測が難しいため、低設定に座ってしまうとヤメ時が見えずトンデモない額をやられてしまいます。

僕も早速7万円負けを経験しました。

これを回避するには、設定推測に頼らず、ホールの傾向などから 「蒼天の拳に設定が入る」 という自信を持って座ることが大切になるでしょう。

実戦データの日は、朝イチのメールに「蒼天の拳」という文字が躍る某店からスタート。

しかしながら朝イチ蒼天に座ったのは2人だけで、やはり優先度の低さが見て取れます。

が、動いていたもう1台から早々に金トロフィーが出現して設定4以上確定。

自分の台もAT初当りと七星カウンタMAX率が良さげで出玉も付いてきていたので続行したところ、夕方過ぎに銀トロフィーが出現。

終わってみれば蒼天の拳は5台全てがプラスという好状況でした。

機種のスペックがキツイのでマークが甘くなりがち、蒼天の拳はそんな1台だと思います。

それでも多台数導入しているホールは多く、他機種に比べたら設定面で頑張るホールも多いだろうと予想されます。

設定状況が良くてライバルが少ない環境下であれば、立ち回りにくい機種にも勝機は生まれるハズ。

蒼天を制す者が6号機を制す…はさすがに言い過ぎか。

 

 

パチスロ蒼天の拳 朋友

総ゲーム数…8750G
AT初当たり…1/274.71(17回)
総投資金額…3000円
総獲得枚数…2928枚
総換金額…5万2000円
収支…+4万9000円

 

 

 

 

現在のヘミニクから一言!

星矢SPと蒼天、パチスロ界の今後は占いませんでしたが、生き残っていたのは星矢SPでしょうか。

それでもパチスロ界に貢献したほどでは無かったですけれども。

蒼天はあの時期になんとか6号機に 「荒さ」を持たせようと頑張った機種だと思います。

6号機初期に50枚あたり31ゲームしか回らないって結構すごくない?

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