【伝説企画】裏ウラべっかんこ~! 第39回【ミラクル編】

〇パチスロ攻略マガジン1999年12月号より転載

今回の裏ウラは412とミラクルの2本立て! しかも412はスクープの連続だぞ!(たぶん)


※裏モノとメーカーは一切関係ありません。

地上最狂の馬野郎が遂に…

皆さんは「あの店」のペガサス412のことを覚えてますか?

編集部の人間を次々と廃人に追いやったクソ馬412。

最高ハマリは、ちょもが記録したBIG間4700プレ イ。

時間にして6時間強もハマッた。

挙げ句3連チャンで終了したのは、まだ記憶に新しいだろう。

編集部では「貯金方式」が囁かれていたが謎のまま闇に葬られた412。

が、遂にコイツの中身が解ったのである。

スクープだぞ、この野郎っ! って誰も興味ねーよな、こんな機種。

 

けど、聞いてよ。

ホントにスゲー話なんだって、マジで。

この412を解明すべく立ち上がった哀☆戦士は僕と拓プロ。

しかも1泊2日で実戦してきました。

期待収支マイナス5万の「あの店」で2日。

つまり、10万負けは確実ということですね。

知ってますよそんなコト。

けど、僕らも犬死にする気はサラサラなし。

ハマってやるぞ、ハマってやるぞ、ハマって...んで、結果ですが、ハマりました。

付け加えると、無惨にハマりました。

コインタンクが溢れた時、確実に見えたモノ。

台の中は大宇宙です。

僕なんか、メーテルがシャワーを浴びているのを見ました。

拓プロは銀河鉄道に乗りました。

そして2人は「機械のカラダ」を手に入れました。

本当です。

何千プレイでもハマれます。

機械ですから...。

拓プロは2千×3回。

僕は4千×2回。

収支は拓プロ→マイナ160K、僕→マイナ100K...ってフザケルナよ412。

本当に10万以上負けたじゃねーか!

4千ハマってREG→BIG→終了ってお前はサムソン冬木か!

理不尽なんだよ!

 

そして、結論です。

コイツは「貯金」ではなく「吸い込み+上乗せ」です。

しかも、この店のオリジナルでした。

見切りましたよ、マジで。

ここに辿り着くまで総額で10万以上負けたけど、メーテルに逢えたことと、銀河鉄道999に乗れたこと、そして何より機械のカラダを手に入れられたことを考えると安いモノです。

アホですわ、僕ら。

 

負けたけど、晴れ晴れしてますよ。

負けなんて「日常」です。

ただ、確実に言えるコトは「あの店」の店員 は、絶対に僕らが突っ込んだ金で「焼き肉パーティー」を開いているということです。

けど、最後ですよ、焼き肉。

死ね、クソ馬野郎!

チーム裏ウラがシマ占拠!

凄まじい勢いで新機種が登場する現在のパチスロ事情。

皆さん楽しいですか?

僕はもうダメです。

ついていけません。

と、いいますかクソつまらないパチスロに金を使いたくないというのがホンネです。

どの機種にしたってゲーム性の意味を履き違えた機種ばかり。

フラッシュなんてサンダーのあれで十分だと思うんだよね。

告知にしたってジャグラーのあれじゃダメなんですか?

何を勘違いしたのか、フラッシュだの告知だのを凝りすぎて、肝心のゲーム性が空っぽの機種ばかり。

確かにフラッシュは目新しいけど、おもしろいとは別問題。

行き着く所は3号機時代の機種だと思うのは僕だけでしょうかね。

 

つーことで、今回の裏ウラは3号機時代をリメンバーチャンス。

ターゲットはミラクルである。

ミラクルといえばパチスロ史上初の期待値方式を採用した機種で、30プレイコースに振り分けられると約550枚のコインが獲得できるのだ。

リーチ目も絶品だし、今回はやる気満々なのは言うまでもないだろう。

で、今回の同行者は、パチマガ班のバイト君である「さこり」と「カケイマン」が初参加。

「裏ウラでも勝てることを証明しますよ」なんてことを平気で言う、憎たらしい位にヒキが強い連中なのである。

が、可愛そうに、裏ウラの恐ろしさが解ってないね(ニヤリ)。

そして、「ちょっと☆匂う」ことペ☆ヤング。

久々登場の「茨城の荒業師」ことイイダマン。

イイダマンに関しては「動物をこよなく愛すナイスガイ」というイメージが定着しているようだが、 みんなは騙されている。

好きな飲み物は何? という質問に「トルエン」と真顔で答えるナイス(キ〇)ガイなのである。

彼にとっての「十五の夜」はまだ終わっていない...。

 

さて実戦地である群馬へ車を走らせること2時間チョイ。

何度も道に迷いながらようやくホールに到着。

店内に入るとミラクルがっ!

しかも5台。

で、僕らは5人だから必然的にシマ占拠。

常連さんゴメンナサイ...なんてコトを思うハズがねーだろっての。

つーか、気持ちがいいぞ、シマ占拠。

一度やってみたかったんだよね、うふ。

 

さて、実戦開始です。

今日は412の負債を少しでも取り返したいと思っているので、台選びは真剣。

で、選んだ台はイイダマンの隣。

台の調子なんて関係ない。

とにかくイイダマンの隣である。

題して「イイダマンの隣攻略法」である。

ってまんまじゃねーか!

大丈夫か、僕?

どこへ行ってもアホはアホ…

大方の予想を覆し、初BIGを引き当てたのは肥☆満児ことペ☆ヤング。

続けとばかりイイダマンもBIG。

そしてさこりもBIG。

そして僕→REG。

ガーン! おかしいなぁ。

ここまでテンポ良くいってたのに、REGなの?

 

が、全員が単発の中、僕は連チャンに突入。

しかも最初のBIGは30プレイコース!

ガスガスと右押しでBIGを消化。

それが4連チャンまで伸びたと思ったら、またまた来ました連チャンがっ!

オイオイ、止まらねーぞ。

やはり、イイダマンの隣攻略法だな。

マジで。

 

で、他の連中はというと、カケイマンはたった今4ケタを越えました。

やはり、拓プロの残像思念がここでも大活躍である。

今回のターゲットは彼ですか。

可愛そうに...。

出方がウダウダモードなのはイイダマン。

彼の台はミラクルなのに、中身がチャレンジマン7状態。

といいますか、それである。

全てのBIGが20プレイコースで終わっている。

可愛そうに...。

 

さこりの方は、ウダウダを通り越してチョロチョロ。

REGしか引けていない。

可愛そうに...。

で、「箱☆いらず」ことぺ☆ヤングは、5万突っ込んだ所までは覚えているが、その後の彼が見あたらない。

って何で彼はクランテを打っているの?

ペ☆ヤング「クランテ2だよ!」

そっか、そうだよな。

クランテ2だよな。

とにかくお前は歩いて帰れ。

違う意味で可愛そうだな、お前。

 

さて、僕の方は相変わらず順調。

出っ放しです。

6連チャンのあとに間髪入れす5連チャンをバシバシバシ。

くぅ~、右押しのしすぎで、疲れちゃったなー。

ここまで打った感じでは、コイツは単純な上乗せだね。

うん、もう見切ったよ。

しかし、やるね、この店。

だって5台中で、出ているのは僕の台のみ。

つーことは、最初の台選びを失敗していたら大変なことになっていたよ。

危ない危ない。

 

で、収支の方は、イイダマン・マイナ23K、ペ☆→マイナ69K、カケイ→マイナ78K、さこり→マイナ13K。

僕以外はいつも通り。

やっぱり負けは「日常」ですね、このページ。

さてさて、店内でバイオメサイアをアホ面で打っているペ☆ヤングを放置して帰ろうとしたが、イイダマンがいない。

「死ね・死ね・死ね」のタイミングでボタンを押していた彼の身に何が起こったのだろう?

さこり「何か盗んだバイクがどーとか言ってましたよ」

「茨城の荒業師」イイダマン。

本当に盗んだバイクで走り出した彼が、 警察に捕まったのはほんの5分後だった。

嗚呼、十五の夜。

アーメン。

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