プロの思考・戦術を復刻掲載!【第7回・ヱヴァンゲリヲン~決意の刻~編】

マイナーながら攻める価値あり

パチスロ攻略マガジン内企画「ヘミニクのスロかつ!」2014年4月号より順次転載

今回向かったホールは、週1・2ほどのペースでエヴァ決意の刻に高設定が使われる店。

しかし高設定=必ず設定6という訳ではなく、日によって設定4~6を使い分けてくるという感じ。

他機種の場合、この条件で攻めるのはリスクが高くて厳しいですが、エヴァ決意の刻は別。

下の表を見て頂いても分かるように、本機は設定4でも十分な機械割で、設定5が他機種の設定6並のスペックです。

設定4以上投入であれば、十分勝負になります。

さらに特筆すべきは、低設定域の甘さ。

設定1の機械割は驚異の99.18%、設定2に至っては100.34%で、低設定を掴まされても期待値的に大きくマイナスになる事がほとんどありません。

すなわち、高設定が存在する状況ならば、ほぼノーリスクで打つ事が出来ます。

もちろん良い事ばかりではなく、低設定が甘い=店が利益を得にくい=高設定の投入率が下がる…という根本的な問題があるので、エヴァ決意の刻を攻める場合、まずは設定4以上を使う店を見つける事が大きな関門になります。

高設定を使う店かどうかを判断するのに見るべきポイントは、やはり最終的なボーナス回数。

エヴァ決意の刻はボーナス確率が非常に軽く、設定1でも1/158。

8000G消化した場合、平均でBIG34回・REG16回ほどの回数になります。

しかし狙うべきは設定4以上。

設定4のボーナス確率は1/138で、8000G以上消化するとBIG40回、REG20回前後となるので、「ボーナス60回以上の台が存在するかどうか」が、その店が設定4以上を使っているかどうかの目安のひとつ。

データ表示機から高設定の存在を見抜けるのはノーマル機の良いところ。

立ち回りやすい要因の一つと言えますね。

では実戦内容。狙いの1台を確保すると、開始から単独or1枚役絡みのボーナスが強く、ベルはやや悪いもののトータルでは良さげな挙動。

さらに、ボーナス中に弱スイカがポコポコ出てくれたおかげで、偶数設定が濃厚に。

2000G消化時点のツールでは設定4or6濃厚となり、まさか設定6か…?

と期待が膨らみましたが、最終的には設定4濃厚という結果に落ち着いてフィニッシュ。

311枚BIGが確率より引けたおかげで、十分な枚数を獲得出来ました。

エヴァ決意の刻は、エヴァシリーズの中でも甘いスペックだと思います。

しかし、その甘さとノーマル機がヒットしにくい世相的に、立ち回りのメインに据えるのは難しいです。

本来であればスロッター達の救世主となるはずが、生まれた時代が悪かった、という事ですかね…(遠い目)。

とは言え、使っているところは使っているので、チャンスがあれば積極的に狙うべき台だと思います。

 

現在のヘミニクから一言!

へぇ〜エヴァ決意甘いじゃん、と思いながら読んでいたけれど天井を無視した時のペイアウトの低さに仰天。

天井って大事なんですね〜、いいこと書いてる。

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