「吉宗」は711枚の1G連だけじゃない! 前兆演出やBGM等も人気の要因に!!【PLAYBACK/スロミー賞特別編⑤】

スピンオフ機も登場した大都技研の誇るシリーズ初代マシン!!

ここまで復刻版としてお届けしてきた「スロミー賞」。

その特別編となる「最強回胴列伝」では、ここまで紹介してきた大賞機種を振り返り。ライター陣のコメントとともに歴代名機をじっくりと紹介していきます。

その第5回となる今回は5代目スロミー賞マシンである「吉宗」にスポット! 2003年の機種とともに解説していくぞ。


破壊力抜群のスペックで一躍大人気!

2003年大賞機種 吉宗(大都技研)

BIGはほぼ毎回711枚となっており、さらに1G連の可能性アリ。破壊力のある出玉性能が好評を博し、「吉宗」が2003年のスロミー賞に輝いた。BGMも話題を呼び、サントラCDが発売され大ヒットとなった。

 

流鏑馬&鷹狩りを実際にやった

吉宗増刊用に流鏑馬と鷹狩りを実際に体験してきた。馬に乗るのも初めてだったのに、両手を離して弓を構えるなんて…今考えたら、ほんと恐ろしいことをやったよな(笑)。機種のことは言わずもがな。類まれなる爆発力が魅力であったのは間違いない。

ただ、ここまでの人気台にのし上がった理由はそこに至るまでの過程、つまり「前兆演出」が秀逸だったから。楽しい前兆の原点はこの機種にアリ!!

現在のパチスロの原型

通常A・B・天国といったモードシステム、BIG中の告知パターンを3種にするといった機能を流行らせたのは間違いなくこの吉宗。

また、浜●あゆみソックリの美声で誰もが気になったBIG中のBGM「そこにあるかもしれない」で話題を作ったことも人気に拍車をかけた理由の1つ。その正体は架空(!?)の「尼崎まゆみ」さんだそうな。とにかく現在のヒット機種にあるべきものはココで完成していました。

台の完成度が高くなり攻略法受難の年

この年は、爆裂性だけに頼らない、ゲーム性に富んだ機種が多く登場した記憶があります。台の完成度も高くなり、プログラム的なミスを突く攻略法が段々と減ってきた攻略法受難の年でした。

とは言え複雑化するゲーム性を突く知識介入度が高くなり、またホールがイベントを大々的に煽りだした年でもあるので、正攻法の立ち回りによる収支が、今まで以上に多くを占めました。

爆裂AT機が規制されたこともあり、ストック機が大半を占める結果となった。


今回はここまで! 次回PLAYBACK(12月14日更新予定)はスロミー賞特別編第6回をお届け! お楽しみに!!

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