栄光と挫折 九州地方でパチスロに人生を捧げる男 【しのけんの回胴ノンフィクション】

ガチプロのリアルにしのけんが迫る!

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九州地方で活躍する異色プロ

富永プロ
富永プロ 年齢:44歳

九州地方で古くからパチスロに触れている方なら、「富永プロ」という名称に聞き覚えのある方もいるかもしれません。10年程前に、「P-LIFE(RKB毎日放送)」「リアル回胴格闘技スロッターレ(TVQ九州放送)」等、九州地方の地上波パチスロ番組にて大活躍していた演者なので。

さらに当時、「HAPPY☆SLOT」という攻略サイト運営まで手掛け、傍から見たら順風満帆に見えていたその生活。ところがそうでもなかったようで…。

彼と自分との付き合いは長く、20年以上。当時人気があったスロマガの企画「BOSSとしのけんの旅打ち」の「福岡編」と「山口編」にてホール案内役を務めてくれたのが知り合うキッカケでした。

当時は20歳そこそこの、しがないパチスロ生活者だった彼の成長を常に見守ってきた身ゆえ、今回はそんな彼の栄光と挫折、そして現在を、遠慮なく切り込んで聞いて行こうかなと思います。

九州在住&コロナ禍という現状を加味し、今回は電話対談で行なう事となりました。ご了承ください。


しのけん(以下:-)今回はよろしく。

富永プロ(以下:富)「お久しぶりです。今日はよろしくお願いします」

いつもは数ヶ月に一度くらいのペースで、「そっちのホール状況はどう?」的な情報交換等している程度だから、なんかかしこまった感じで緊張するね(笑)。

「ホントです、緊張します(笑)」

まずは…年齢っていくつだったっけ?

「1977年3月生まれなので44歳になります」

-お互い歳取ったね(笑)。初めて知り合った旅打ちの頃は20歳そこそこだったのか。

「ハイ、その頃はパチスロ生活を始めてちょっとしたくらいの頃で、いつも誌面で見ていた方と会える事になり非常に緊張していました(笑)」

「旅打ち 福岡編」ではホール情報を教えてもらって、「山口編」では運転手もしてもらったもんね。

旅打ちシーン
旅打ち山口編のワンシーン。21歳の頃の彼。

「当時パチスロ生活をしながら、九州地方のパチンコ情報誌『九州パチンコ天国』という雑誌の記事作成の手伝いも始めた頃で。そんなキッカケもあって旅打ちの協力をする事になりました」

-そうなると、パチスロ生活を始めて程なくライター的な仕事もしていたって事なのかな。

「確かにそうなりますね。振り返ってみれば、今が何より自分の時間をパチスロ稼働に割いているように思います」

いろいろやってたもんね。今の稼働については追々聞く事として、まずどんな流れでパチスロ生活に足を踏み入れる事になったの?

「ハイ、学校卒業後に型枠大工と軽運送業をしていたのですが、そこの先輩に連れて行かれて、3号機の「コンチネンタルⅢ」を打ったのがキッカケですね」

-「見える、見えるよ。ビギナーズラックで勝っちゃったパターン(笑)」

「まさにそうです(笑)。セブンラッシュっていう集中役に1000円で入って2万9800円になりました」

-そこからすぐにパチスロにハマった?

「いや、『ギャンブルなんてだらしない人間がやるもんだ』ってイメージを持っていたので、先輩の付き合い程度に触れる感じで。ただパチスロがどんな仕組みなのか気になって、すぐに雑誌を読むようにはなりましたね」

雑誌ってのはいわゆる攻略誌?

「ハイ、『パチスロファン』って攻略誌を最初に購入して、その後『スロマガ』『ガイド』と。で、仕事をしながらの付き合い勝負でも、月数万円くらい浮いていたんですよ」

-その頃ってどんな機種を打っていたのかな?

「『スーパーモグモグ』や『ベイビーエンジェル』ですね。仕事帰りにボーナス出現率が高い空き台だけを打つような感じで」

4号機初期の頃だね。

「で、『パチスロにもっと時間を割いたら、働くより多く稼げるんじゃないか?』と思うようになっちゃって。軽運送のほうで所長と揉めた事をキッカケに会社を辞めてパチスロ生活に…」

パチスロ生活に踏み込む、ある種、王道のパターン(笑)。

「一応自分の中で、パチスロ生活を始めて1年間で月収35万円を一度でも切ったら足を洗うという決め事を作って。ただ、その金額を下回る事は無かったですね」

当時の立ち回り的にはジグマっぽい感じかな?

「高設定狙いの時はそんな感じで。ただ、攻略ネタが発覚した時は結構動き回ってましたねぇ」

あ、攻略法と言えば。「爆裂王」の攻略ネタは富永君が手順を完成させたんだよね。この当時、自分も電話で一報を聞いてから手順を完成させるまでの流れをリアルタイムに聞いていたから覚えているんだけど。その話改めて聞いて良いかな?

(※爆裂王 2002年アリストクラートから登場した4号機。12種類&6択が存在するBIGをナビする事で大連チャンを引き起こすストック機で、ナビされたBIGとは別のBIGを揃える事でナビ回数を減らさすに連チャン状態をキープする攻略ネタが発覚し、撤去された)

「ハイ。キッカケは隣で打っていた目押しがあまりうまくない方で。ナビされたBIGを揃えられずかなり損していたから、ヒヤヒヤしながら、その人をチラ見していたんです」

ナビされた絵柄を揃えられないと、次のナビが出るまで毎回コインロスが発生するからね。

「で、せっかく連チャンしているのにコインが増えてないなぁ…なんて思いながら横で打っていたら、コレは明確に覚えているんですけど、『青7・青7・青7』のナビが出ていたにも関わらず、『青7・白7・青7』のBIGが揃ったんですよ」

その日にかかってきた電話、覚えてるよ。富永君が「全部青7のナビたったのに違うBIGが揃ってたんです!」って慌ててかけてきたの。その時正直言うと、「見間違えなんじゃない?」って思ってたもん(笑)。でも翌日にはしっかりと手順を完成させていたよね。

「目押しが苦手な方が揃えていたという事を軸に、いろいろ摸索して完成させました。わざと取りこぼす位置を狙うから、店員さんから『目押ししましょうか?』と声かけられつつ(笑)」

この爆裂王のネタでは結構稼げたんだっけ?

「いえ、このネタはとにかく目立つのと、攻略を完成させた事の達成感のほうが強くて、実は…」


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ライター紹介

  • しのけん
    パチマガスロマガ専属ライター
    しのけん

    高校卒業と同時にスロプロの道へ。1995年にパチスロ攻略マガジンの誌上プロとして、日々の立ち回りを綴った「喰うならやらねば!」の連載を開始。 現在はパチマガスロマガ他、多数のメディアで活躍しつつも、現場至上主義を貫く生粋のプロとして多くのスロッターから絶大な支持を得ている。パチマガスロマガにおけるレジェンド的存在。

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