スマートパチンコ(スマパチ)を完全解説!!

目次
スマパチとは?	P機との違い
遊技方法	機種ラインナップ

スマートパチンコ(スマパチ)とは?

スマパチとは…
●パチンコ玉に触れずに遊べる遊技機
●2023年4月3日から導入開始
●筐体に最大5桁の持玉カウンターと計数ボタンを搭載

スマパチはパチンコ玉に触れずに遊技出来る!!

スマートパチンコ(スマパチ)とは遊技機内部でパチンコ玉が循環する次世代パチンコの総称。

出玉を電子データとして管理することで玉に触れずに遊技出来たり、払い出しや計数に時間が掛からないなど、現行機よりも快適に遊技できるメリットがある。

また、出玉データが遊技機情報センターで管理されることにより、不正行為の撲滅にも期待ができる。

導入2023年4月から!!

導入予定日
2023年4月3日

スマパチ第1弾の最速導入はe聖闘士星矢超流星CliMAX349の2023年4月3日。その後、4月17日にeルパン三世 THE FIRSTの導入が予定されている。

両方ともP機のスペック違いだが、今後は新規タイトルが続々登場する予定だ。

筺体に最大5桁の持玉カウンターと計数ボタンを搭載

筐体内部でパチンコ玉が循環することで筐体自体も大幅に改良された。最大の変化は、上皿と下皿が無くなった点。さらに、玉貸ボタンと返却ボタンも無くなり、代わりに計数ボタンが設けられた。

P機とスマパチの違い

P機とスマパチの相違点
項目	P機	スマパチ
大当り確率の下限	1/320以上	1/350以上
Cタイム	非搭載	搭載可能
遊タイム	搭載可能遊タイム発動条件…大当り確率の分母1.5倍～3.0倍以下の回数時短回数…大当り確率分母の3.8倍までの回数
コンプリート機能	搭載義務ありその日の差玉が最もマイナスとなった地点から95000発到達で当日稼働停止 ※P機の場合は2022年11月以降に申請された機種には搭載義務あり
メンテナンス	可能	可能
情報センターでの情報確認	不可	可能

大当り確率の下限が変更

現在、パチンコの大当り確率は約1/320以上と定められているが、スマパチでは約1/350以上に変更される。なお、総量規制(RUSH1回で獲得できる平均出玉)の緩和はされていないが、Cタイムによって現行機よりも実質的に出玉性能の強化が見込まれる。

完全封入式ではない

遊技機内で玉が循環する仕組みだが、完全封入式ではないので筐体を開けてのメンテナンスが可能となっている。

c時短の機能拡大

ハズレ変動を対象に突然時短の抽選をしていた「c時短」を進化させた機能「Cタイム」が搭載可能に。Cタイムとは、通常時に特定の条件を満たすと発生する『RUSHに突入するチャンス』のこと。

Cタイムの発動条件は『RWMクリア後』『規定回転数消化時』『RUSH非突入大当りの一部』『RUSH終了後』と様々だが、機種によって条件が異なるのも特徴。なお、Cタイムの恩恵は「RUSH引き戻し期待度の上限が約20%以下」となっている。(※RWMとは「Read Write Memory」の略。意味合い的にはRAM(Random Access Memory)と同じ)

遊タイムは従来通り搭載可能

遊タイムは従来通り搭載出来るが、搭載しなくても良い。遊タイム発動条件は大当り確率の分母1.5倍～3.0倍以下の回数、時短回数は大当り確率分母の3.8倍までの回数と定められている。

1日の出玉数に上限が設けられる

コンプリート機能とは、その日の差玉が最もマイナスとなったところを基点として、95000発に到達すると打ち止め(遊技不能)となるシステム。このコンプリート機能は2022年11月以降に申請された全ての機種に搭載義務があるので、これから市場に登場するP機にも搭載されている可能性が高い。

スマパチの遊技方法

基本的には従来の実戦方法とそこまで大きく変わらないが紹介しておこう。

遊技方法
①専用ユニットに入金する
②専用ユニットの貸出ボタンを押すことでパチンコ台の計数機に持玉が累積される
③遊技する
④遊技終了時は計数ボタンを押してICカードに持玉を転送する
⑤ICカードを取り出す

玉を直接触らなくなった事による最大の変更点は、以下の2点。

●玉の貸出→入金後に専用ユニットの貸出ボタンを押して持玉データを遊技機に移行
●出玉の計数→遊技機の計数ボタンを押して出玉データをICカードに移す

パチマガスロマガモバイルではさらに詳しく解説しているので興味がある方､実戦前にしっかりと予習をしておきたい方はそちらをご覧いただきたい。