1週間実戦の最終日になりましたが、厳しい日が続いております。これまでの自分の戦績を見てみると朝イチ一発ツモが1回、後ヅモが1回。私は普段後ヅモの方が多いので、後ヅモが決まるかどうかが生命線。それが今のところ5日中1日しか決まっていないので、はっきり言ってこの体たらくもやむなしと言った感じである。

高設定に辿り着ける自信があるからこそ、掘って掘って掘りまくる。自信が無かったらそもそも打たないので、お金を突っ込める＝打てる環境ではあるってことなんですよね。まあ逆に言えば、辿り着くまでは永遠にお金をブチ込み続けるってことなのだけれども…。

さて、本日向かったのは「6台並びで設定56が複数」という傾向のあるホール。押さえておきたいのは『押忍！番長ZERO』のコーナーあたりか。抽選200人ほどで30番というなかなかの良番を引けたので、番長ZEROコーナーへ走ってみる。すると空き台はラスイチ。ギリギリセーフだけれど、台の選択権が無かったのは番長ZEROが人気の証拠でしょう。

まあとりあえず可能性のある場所に座れたことだし、黙って回してみようと打ち始めると、一瞬で1000枚吸い込む番長ZEROさん。あれ？ 一昨日くらいから俺5号機打ってる？ 

周りの反応的にも6台並びに絡んでいる可能性は低そうだったのでヤメ。またしても厳しい立ち上がりである。

えーと、この後はですね。掘り師こと、耕し屋こと、ミスタードリラーこと、わたくしの本領発揮。打ちも打ったり計8台、感謝の設定狙い。気を整え、拝み、祈り、掘る。一連の動作をこなすのに初日（実戦日としては5日目）は5万円以上を費やした。

三日が過ぎた頃、異変に気付く。4万円使い終えても高設定に辿り着けていない。齢35を超えて完全に羽化する。感謝の設定狙い、実戦5日目から7日目の三日間で15万円負け！

【7日目・トータル収支】
総投資　1550枚+3万8000円
総獲得枚数　1164枚
収支　-4万5400円相当

いやあ酷い目にあった。ぶっちゃけ実戦4日目に14万円浮いたとき、「6号機の安定感ならもうマイナスになることはないだろう勝ったなｗ」 と思っていました。

6.0号機ならそうだったかもしれない。例えば『HEY！鏡』『Re：ゼロ』『北斗の拳 天昇』『バジリスク絆2』あたりの6.0号機代表選手たちは、コイン持ちが良く高設定域の安定感があり、設定も比較的わかりやすいので6号機の出玉性能でも十分やれた。まあそれが良いかどうかは別として、少なくとも機種としての勝ちやすさは十分にあった。

だが6.2号機は違った。コイン持ちは5号機並みに悪く設定推測も難しいのに、出玉性能は6号機。設定狙いという面では、ハッキリ言って6.0号機よりも圧倒的に立ち回りにくい。ついでにしれっとペイアウトも低い。110％以下が多く、112％を超えているのは番長ZEROくらいしかない。ハイエナ優位と言われるのもやむなしだろう。

特にキツイと感じているのが設定推測の部分。6.0号機のように、とりあえず有利区間を一周見れば何とかなるべ的な推測は通用しない。有利区間を一周見ても何もわからないことが多いからだ。コイン持ちも悪いので毎回これをやってたら爆死する。

いやいや5号機もこのくらい難しかったでしょって思うかもしれないけれど、5号機とは出玉性能が違うので比較にならない。6.0号機は、出玉性能の低さをコイン持ちの良さと推測のしやすさでカバーしていたから何とかなっていたと思うのだ。

つまり今回の実戦記から学べることは、6.2号機を6.0号機のテンションで打つとヤケドするゾ☆ ってことである。私も骨の髄まで学んだ。だが、これは勝ちにこだわる打ち手から見た視点である。6.2号機全体で見れば6.0号機よりも2400枚を超えられる可能性は上がっているし、有利区間抜け即ヤメという台も減っているので稼働促進にはなっていると思う。

だからまあ、決して6.2号機が悪いという訳ではない。むしろ6.0号機のアマさに慣れてしまっていた自分がヌルかったのかもしれない。

「6号機時代到来」とは言うけれど、機種ごとの仕様は大きく異なり始めており、規則の改定などによって今後さらに変化していくでしょう。有利区間ランプの非搭載、同一有利区間内なら2400枚を超えても良いなど、すでに新しい規則も出ていますしね。

機種ごとの仕様・特徴をしっかり把握して挑むのがこの6号機時代を生き抜く術になるのでしょうね。時代に取り残されて15万円負けた6.0号機おじさんより。

【完全6号機時代リアル実戦1週間　トータル収支】
1日目　 -1万7000円
2日目　+5万6500円
3日目　+1万6000円
4日目　+8万7100円
5日目　 -5万6900円
6日目　 -4万4100円
7日目　 -4万5400円
計　-3800円