台ガラスを粉砕したのに無罪放免!?【パチンコ ホールでの珍事】

台ガラスを粉砕したのに無罪放免!?【パチンコ ホールでの珍事】

パチンコを長いこと打っていれば、大ハマリや大連チャンはもちろんのこと、普通に生活していたらなかなかお目にかかれない「人」との遭遇まで……。本当に不思議なことが起こるもの。

ましてや、人より長くホールに滞在することが多い「パチンコライター」はそんな場面を一度や二度は見ているハズ。

そこで、ホールで「こんな珍しい場面に出くわすこともある」ということをお伝えしていこうというのがこの『パチンコ ホールで遭遇した珍事』!

ちなみに……今回明かす珍事はあくまで各ライター陣が体験した出来事。編集部とは一切関係ありませんのであしからず。

……要は、昔の思い出話なので「編集部に何か言われても今更何かできるワケがない……」ってことです。どんなことでも、時が過ぎれば語れる思い出!

昔の台はすぐにパンクした!?

七之助画像
▲パチンコライター『七之助』が体験した珍事▲

どもっ! 七之助です!!

今回は昔ならではの珍体験をお話します。

まず、時は遡ること20年前の2003年頃。あっしは専門学生でしたね。

で、当時のあっしや友達はパチンコよりパチスロ熱の方が強かったんですが、一時期、小遣い稼ぎに羽根モノを打ち込んだ時期がありました

その頃は役モノへの入賞率、いわゆる拾い率やら、役モノのクセを数えたりしていませんでしたが、夕方から大当り確率が良い台に座って勝っていた記憶があります。

今なら喜んで終日打つレベルの台を夕方から打てていたと思うし、そんな台を満足したらヤメるお客さんばかりでした。そんなあっしも、1~2箱作れたら満足してヤメていた様な……。

まぁ、そんな感じで、一人勝ちするんじゃなくて、良い台を客全体でシェアする様な、そんな良いサイクルがあったんスよね。うん、今じゃ考えらんない。間違いなく終日打つもの。…っと、話を戻しましょうかね。

で、今の羽根モノと当時の羽根モノの仕組みで最も違う点を挙げると「毎ラウンドV入賞させないと、そのラウンドで終了してしまう」ということ。

簡単に言うと、ラウンド消化中に毎回V入賞させなきゃパンクしちゃうってコトですね。

最近の羽根モノでもこの仕組みを使った台もありますが、マストでは無いし、デジパチと同じラウンド継続の台ばかりです。

ただし、当時の台でも15R完走が濃厚となる振り分けを引いた場合、役モノが15R間V入賞をサポートしてくれるので、普通に打っていれば完走できました。…というのが、当時のあっしや友達との共通認識でした。

が、そんな常識をへし折ったのが『CR新道路工事』という台!!

新道路工事筐体
▲2003年9月にSANKYOから登場▲

本機を打った方なら、パンクの悲劇を思い出すのも簡単でしょう。

前述した通り、本機も15R大当りしたら、その間はV入賞をサポートしてくれるんスけど……サポートがガバガバ過ぎてV穴から反れる反れる

新道路工事役モノ
▲咥えタバコで仕事すなッ!!▲

道路工事という機種名の通り、道路を縦に固めるプレスマシンの役モノがあって、その先端が磁石になっていて、ソコにくっついた玉がラウンド終了間際に解放されて、無事にV入賞すればラウンド継続

…となるハズなのですが、まずラウンド開始から数秒間は磁石にくっつきやすい状態となっていて、その後はくっつきにくくなります

その数秒間で磁石にくっつけるコトが出来るかが第一関門なんス!!

この第一関門をクリアするかどうかだけでもドッキドキなのに、その玉が無事にV穴へ入るかその最後の瞬間まで気が抜けないのが新道路工事。

3個くっついていても、1個は左側へ。2個は右側に流れて、中央にあるV穴を嫌ってパンク…。そもそも磁石に玉をくっつけられずパンク

そんなパンクもゲーム性の一貫と認識すれば、スリルを楽しめたんでしょうが「他の羽根モノなら千個取れる大当りが、なんで百個で終わるんだよ!!」と、憤りしか感じられませんでした。

若さゆえの過ち……

なので、あっしはパンクを受け入れられなかった派なので、そこまで本機を打たなかったのですが、良台ならば果敢に攻める友達のK君は、このパンクへの理不尽を納得できぬまま打ち続けた結果、3連続で15Rの振り分けを引いたのに3連続で即パンクの理不尽にブチギレて台にパンチ!!

結果、ガラスをバッキバキに割ってしまい出入り禁止を言い渡されてしまいましたとさ。……って、なるのが現在の主流だと思いますが、当時のホールはひと味違っておりました

まず、幸いなコトに負傷者はおらず。本人が直ぐに周りのお客さんに謝って、店員にも「3連続パンクが頭に来て殴りました」と、正直に謝った結果、

次、同じコトをすれば出禁にしますが、こういうコトでも出禁にしないホールだと拡散して頂いた方がメリットがあるので

と、まさかのお咎めナシ!!

慈母
▲なんと慈悲深き対応……▲

本当に今じゃあり得ない対応にK君もボクらも喜びましたし、実際にそれからもホールにも通い続けていました

ま、そんなK君も、さすがに羽根モノコーナーへは自ら数ヵ月間の出入り禁止を課しておりましたがね。

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