【パチスロ攻略】1枚掛けだと左リールにリプレイを引き込めない箇所ビタ押しで獲得枚数上乗せ

【パチスロ攻略】1枚掛けだと左リールにリプレイを引き込めない箇所ビタ押しで獲得枚数上乗せ

はじめに

虚心坦懐のGoing Underground、第83回。

 


 

今回は、2000年頃のお話。

パチンコは5回リミッター規制がなくなり、ホールでは1/315の確変1/2ループが主役となっていた。演出も凝ったものが増え始め、チャンス目からも大当りに結びつく「CRF.ゴースト(SANKYO)」や、初のカットインを取り入れた「CRドルフィンリング(平和)」、大当り後に確変かどうかの演出がある「CRミスターマリック(マルホン)」「CRラブリーレミ!(大一)」「CRあっぱれ応援団(京楽)」などが登場。虚心は「CRウエスタンヒーローA(平和)」(→リンク)を打ちながら時計の秒針を見るのに必死だった(笑)。

パチスロは従来から存在するAタイプ、Bタイプに加え、CT機、RT機、ART機など、様々なジャンルの機種が多数登場し、ユーザーを楽しませた。前年に登場した「大花火(アルゼ)」の大ヒットで、大量獲得のAタイプ機の人気が上昇。それを受けて「ガメラ(ロデオ)」「リアルボルテージ(アルゼ)」「ビートザドラゴン(オリンピア)」「エム771(山佐)」「しむけんG(ダイドー)」など、各メーカーから続々と大量獲得タイプ機が登場した。

そんな中、前作「花月(山佐)」を踏襲しつつ、リプレイハズシ対策を完全に施した仕様の「梅花月R(山佐)」もホールに姿を現わした。

「梅花月R」とは!?

設定1~6でBIG確率1/327.7~1/240.9、REG確率1/655.4~1/364.1、技術介入時の機械割98.6%~118.9%の大量獲得可能なAタイプの4号機パチスロ。

イージーマックスと呼ばれる機能で、BIG中の小役ゲーム中に小役がテンパイしたら、右リールに黒BAR近辺をアバウトに目押しするだけで、誰でも平均約470枚のコインを獲得することができた。

梅花月R(山佐/2000年)

攻略法の内容

本機はリプレイハズシができないという触れ込みであったが、1枚掛けすることにより、左リールにリプレイ図柄を引き込めない箇所が存在した。そして、そこをビタ押しで狙うことにより、前作「花月」の攻略効果ほどではないが、獲得枚数を上乗せすることができた

《手順》

① BIGを引く。

② 2回目のJACまで普通に消化。

③ 3回目の小役ゲームから1枚掛けでプレイし、左リール上段に上にチェリーのあるボーナス図柄の扇をビタ押し。

④ 中段に小役の桜図柄がテンパイしたときのみ右リールに扇を狙う。

⑤ 残り7Gから3枚掛け順押し。

…というように変則的なリプレイハズシを行うことで、平均より約70枚多い、530枚ほどのコインを獲得することができた。

攻略法の出所

当時はリール配列の隙を突いた攻略法が多く、「コア(岡崎産業)」(→リンク)、「バッドボーイ(ダイドー)」(→リンク)なども攻略の対象となった。

従来、リプレイハズシと言えば、中や右リールを先に止めてから、リプレイのテンパイラインを目安にリールの配列を利用してリプレイをハズすという内容であった。本機はその対策が施されていることから、変則押しは使えないだろうということと、有効ラインを減らしてリプレイを成立ラインに引き込めない位置に目押ししつつ小役が獲れれば、という仮定から生まれた。

最強の攻略プロはキャバ嬢だった…

前述したとおり、当時は攻略効果のある機種が非常に多く存在していたため、それほど打つこともなかった。

しかし、ある時、「競馬場に行ってみたい!」と言っていたキャバ嬢と待ち合わせをした際、嬢が遅れるということで仕方なく時間を潰すことに…。近くにあったホールに行くと梅花月Rを設置していたので、この攻略法を実践しつつ、時間を潰した。5回ほど当たったところで嬢が到着したので、コインを流して、たまたま近くにあった古物商に金景品を売って、現金にし、嬢との待ち合わせ場所に…。

すると、嬢は遅れてきたことの謝罪後、待たせていた間、何をしていたか聞いてきたので、パチスロで勝ったことを伝えると、私のおかげでもあるとおねだりしだしたので、そのお金で馬券を買ってあげることに(笑)。彼女は競馬をやったことがないので、源氏名の「ヒロコ」から、1、6、5、15、16の馬連BOXを各1000円で1万円分買ってプレゼントした。それが、まさかの500倍の万馬券に!結局、彼女の元へ50万円もの大金が…。

元手0で、50万円もの大金を手にしたこの嬢の方が、虚心より間違いなく攻略プロだなと思わせた。虚心にとって、この記憶が「梅花月R」という名を聞く度に思い出されるのだった(笑)。

その後、本機はあまり人気もなかったため、徐々に見ることもなくなり、消えていってしまった。

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