【パチンコ】甘過ぎて打てば勝てるランキング1位【FREE's archives】

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<FREE's archives #33>虚心坦懐のGoing Underground

当連載<FREE's archives>では、過去に掲載された『パチマガスロマガFREE』の記事の中から、特に内容の濃かった&反響の大きかった記事を改めてご紹介します。

 


 

今回は、2018年頃のお話。

パチスロは5.9号機時代となり、天井のないAT機の登場により、その影響を受けない様々なAタイプ機種が登場した年。往年のリメイク機も多く、ユニバーサル系からは「タロットエンペラー」「コンチネンタルゼロ」「アレックス」「デュエルドラゴンプラス」などが登場。Sammyからは「ディスクアップ」、山佐からは「功夫淑女テトラ」が登場した。また、大ヒットAT、ART機もAタイプ化され、「魔法少女まどか☆マギカA(エレコ)」「押忍!番長A(大都技研)」「南国物語A(オリンピア)」なども登場した。

パチンコは、2018年規制により1回の大当り出玉や連チャン性能、出玉スピード等が規制を受けた。デジパチは65%継続で、確変消化時間が長いものが増え、以前に比べ人気は低迷していた。その影響もあり、「CR天龍∞(マルホン)」「CR RAIZINMAN(A-gon)」「CR悪代官(豊丸)」「CR犬夜叉ジャッジメントインフィニティ(Daiichi)」「P沼(TAKAO)」などのアナログ機が多く登場し、台選びにおいて、従来よりも釘以上に台の傾斜が重要なモノとなった。

そんな中、「CR今日もカツ丼(豊丸)」もアナログ機として全国に姿を現わした。

「CR今日もカツ丼」とは!?

大当り出玉、約4130個の役モノを使用した一般電役機。飛び込み口に入球後、6穴の回転体に2つあるTARGETと書かれた穴を抜けると、最下段の1/2シーソー役モノに到達。ここでV入賞すると大当りとなった。

また、Vに保留機能があったため、おかわりで一撃8000個超えも可能であった。

CR今日もカツ丼(豊丸/2018年)

攻略法の内容

《手順》

電源が入っていたら、打つ!

…というように、打つだけ(笑)。

本機は、以前、当コラムで紹介したパチスロの「サクラ大戦3(Sammy)」(→リンク)やパチンコの「CR牙狼TUSK OF GOD(sanseiR&D)」(→リンク)同様に、メーカーの発表値よりかなり出玉性能が甘くなってしまっていた。

攻略法の出所

ネット上で閲覧できる全国平均出玉データ。本機の出玉性能はSランクとなっていた。因みに「CR大工の源さん超韋駄天(三洋)」でCランク、過去に当コラムで紹介した「P蒼天の拳天刻(Sammy)」(→リンク)「P学園黙示録ハイスクール・オブ・ザ・デッド2弾丸88ver.」(→リンク)でAランクであった。

ネット社会により、瞬く間に…。

導入初日の夕方時点でネットに詳しい弟子のSから連絡をもらい、仲間内で調査すると、大した釘でもないのにどこも差玉がしっかりついていた。集めたサンプルから回転体確率は1/3.2~1/5程度と差はあったが、それでもかなり甘い数値となった。

そんなこともあって、導入2日目からは電源を落としているホールがあったり、稼働中のホールでも飛び込み口は相当キツくなっていた。しかし、それでもなお差玉が付くため、結局、3日程度は打つことができた。「打てば勝てる」というまさに常勝マシンだったので、虚心はこの役モノが非常に気に入った。


それから時は流れて、昨年登場した「PAウイニングボール(豊丸)」には、カツ丼とほぼそっくりな役モノが搭載されていた。シーソー役モノは多少カラくなったのだが、懐かしくてつい何度も趣味打ちをした。こちらは楽しかったけれど、もちろん全敗。

良い思い出を与えて、また打たせる…。豊丸さんの虚心への伏線回収は、どうやらここだったらしい(笑)。

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