第107回 『麻雀物語4』の設定推測要素はコレだ! モード移行率編【しのけんの喰うならやらねばF】

第107回 『麻雀物語4』の設定推測要素はコレだ! モード移行率編【しのけんの喰うならやらねばF】

担当(以下・担)『今回(※第105回・第106回)は、「麻雀物語4」を新台導入初日に実戦した時の日記ですね』

しのけん(以下・し)『うん。朝イチ別のホールでちょっとだけブラクラ4打ったけどね(笑)』

▼日記の本編はコチラ

『ですが、ブラクラ4は以前解説してもらいましたし、なにより新台導入して日が浅い麻雀物語4の方を中心に今回はお聞きしたいかなと』

『了解。と言ってもこの実戦時しか打ててないからね。一応設置ホールのデータとかは見回ったけど』

『構わないです。率直に初見の感想はどうですか?』

『面白かったよ。まぁ良い挙動も味わえたからってのが大きいけどね。ぶっちゃけちゃうと、初打ちの時のまどか前後編より良いイメージ(笑)』

『おお! どこら辺がですかね?』

『「雀雀カウンタ」の存在かな。この台のレア役って全て擬似遊技でさ。通常時もAT中も雀雀カウンタ貯めてレア小役を出現させる感じなんだよね。擬似遊技だからレア小役高確状態の存在もあるし、麻雀ラッシュ中は雀雀カウンタが一気に貯まる状態にもなるから、それらのタイミングが噛み合った時の爽快感が面白かった』

『レア小役は擬似遊技なんですね』

『うん。もちろん完全確率的にレア役抽選もしているけれど。てか、ぶっちゃけ個人的には擬似遊技を多用する台はあまり好きじゃないんだよね(笑)』

『ほう、なんでですか?』

『なんか擬似遊技中ってリールが軽い感じして。擬似遊技中のリールって微妙に上下にフワフワ動く台多いでしょ。あれがなんか苦手』

『確かに。しかしながら麻雀物語4は好印象と』

『うん。個人的な好みの部分を省けば、擬似遊技がゲーム性にしっかり活かされてるからね。雀雀カウンタは番長3の対決カウンター、強レア役を引けるチャンスが目に見えるってとこは、まどか前後編のソウルジェムシステムみたいな感覚に近いかな』

『ほほう。それ聞くと確かに面白そうですね。では早速ですが、設定推測要素についてはどんな感じでしたかね。現状ではほとんど数値が出ていないですが』

し『あ、それに関してはまずコレを見てもらったほうが早いかと。左が自分の打った、たぶん低設定と思わしき台のデータで、右が設定4以上確定台のデータ』

『ふむふむ。当選したゲーム数と、AT後のボイスですかね。横棒で区切られているところは有利区間が切り替わったところですか?』

『そうそう。まずAT当選ゲームのとこだけ見てほしいかな。これだけ見ても差がハッキリしているけれど、設定4以上確定台のほうが1回の有利区間の間に複数回ATを引いてるよね』

『ですね』

『128G以内の規定ゲーム数ヒットを天国モードと仮定して、単純に1回の有利区間内で複数天国の当たりを繰り返す台は高設定の可能性が高いのかな…と』

『もちろん有利区間リセット後(※設定変更後は例外)は天国確定だからそれを省く必要はありますね』

『うん。で、有利区間リセット後1発目の天国を省いた天国移行率を算出してみたんだけど、その数値がコレ』

『低設定(仮)台が約33%、4以上確定台は約57%。…やはり見た目通り大きく違いますねぇ』

『うん。ただ面白いのが、天国確定となる有利区間移行後1発目も試行数に加えると…約56%と約67%と、その差が縮んじゃうんだよね』

『むむむ、本当だ』

『これ、メーカー発表の「128G以内のAT当選率66%オーバー」ってのを、低設定でも高設定でも補うための数字のトリックなのかなと。CZからのAT等を含めると低設定でも66%くらいに落ち着きそうだし』

『なるほど、これは面白い』

『だから設定推測する時の注意点は、「有利区間移行後1発目の天国を省いた天国移行率」をチェックする感じかな。あともう一つ、設定4以上確定台だけに出た挙動があって』

『なんでしょう』

『強チェリーからの直撃っぽい挙動が1回あって。これは自分が打った低設定であろう台では終日通して無かったからさ。メーカー的に設定差ありそうな部分だし、まぁあくまで参考までにって感じで』

『確かに気になりますね。続いてAT終了時のボイス示唆や、日記でも触れていた共通ベルについてなのですが…』

 

さらなる詳細は9月12日6時に公開予定!


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