永浪篇第三話 P天龍∞2【導入初日から最速稼動! ネカセ・3段クルーン・闘龍門、再臨した「龍」をガチプロが実戦分析!!】

永浪篇第三話 P天龍∞2【導入初日から最速稼動! ネカセ・3段クルーン・闘龍門、再臨した「龍」をガチプロが実戦分析!!】

今年のメイン機種がついに出た!

6月14日からの週に東京へ導入された新台はわかりやすく凄い。あの牙狼天龍のP機である。どちらもビックタイトルの名に恥じない、かなりヤンチャな仕様になっている。1年を通して山は幾つかあるのだろうが、僕からしたら今年の山は今日だ。

2大タイトル同時導入…とは言え、僕の場合は「天龍∞2」の方に稼動が大きく偏りそう。でもどちらも盛り上がってくれたら嬉しい

さて前作の「初代天龍」であるが、僕の中では難しい機種という印象。釘状況以上にネカセの影響が強烈で、でも少しばかり(台を)寝かせているからといって、問題が無いという訳でもない。3枚の皿(クルーン)のバランスも有る。それにガッツリ寝かせている台なんて中々続けては打てない。

なのでベストなバランスを探すというよりは、幾つもあるであろう、それなりにベターと思われるバランスのネカセを探す、という感じの稼動になっていた。天龍2は高めなベターを探せるくらいの人気が出てくれたら嬉しい。

天龍∞2導入初日での稼動

月曜の天龍2初日、朝から打てる店の抽選に行くが抽選負け。天龍2に座れた知り合い2人に釘状況とネカセを見せて貰う。マイナスは無いが特筆すべき所も無いという印象。2軒目へ。

シマに入ってみるとたまたま目の前で空いた台があったので座る。(台のネカセは)起きているし、先程の店より釘状況もそそらない。でもとりあえず少しだけ触ってみたい。5000円で流石に無理と見切る。この時に下段と連チャン用の当り穴がハズレ穴より小さい事に気付く。ざわつく心を抑えて移動。

※データ内の数字はそれぞれ役モノ内へ飛び込んだ玉数、クルーン1~3段目に突入した玉数。復活ルートは1段目クルーンハズレから3段目クルーンに突入するルートを指している(以降の実戦データも同様)。

3軒目、ここは台数が多い。1台空いていたので見てみると、釘状況は1軒目程度だがネカセは結構起きている。と思ったら隣も空きに。まだネカセがマシに見えたのでとりあえず座る。この時点で、1軒目が1番マシだったのだろうなと思う。しかしそんな不安も投資1000円、1発目のクルーンに入った玉が上から順番に落ちてきて当たった事で忘れさせてくれた

2回目は追い金5000円を使っての当り。その後は連チャンも有り十分な持ち玉が出来て、後半はその磐石な出玉を打ち込むという楽な展開。ネカセも見た目で若干起きているし、どうかなあと思ったが打ち切れてしまった。

閉店間際にネカセを見るが、多少のバラツキ有り。出ている台とネカセの傾向は特に無い。まあ微差のネカセで1日程度の稼動だと、どうとでもなってしまうのだろう。

無限回廊・3段クルーン・闘龍門、各役モノの考察!

まずは無限回廊から。恐らく突破率は1/12~1/15くらいの中に収まるのが一般的なのではないだろうか。僕のデータで言えば、たまに入る右ルート(龍の道)からのクルーン突入も込みで1/11.2。無限回廊は多分1/13くらいだったのだろう。

おおむねそのくらいの確率になりそうだが、個体によっては大きく悪化する可能性有り。玉が8の字の片側に偏る台は危険な可能性有り。見た目での左右の傾きは無かったので、これだと打ってみないとわからない。これは知り合いから聞いた情報。

役モノ・無限回廊

皿(クルーン)は上でも触れたが下段の当り穴がハズレ穴より小さい。連チャン用のクルーンは、その差が更に大きい

3段目クルーン
闘龍門クルーン

回り方は1段目と3段目が逆時計回り。2段目と連チャン用(闘龍門)が時計回り。なので1段目と3段目の動きのリンク率は前作より高いかも? 手前当り穴のサイズで差は付けてはいるが。

連チャン用の皿は中々厳しい作りなので、あまり連チャンに期待は寄せられない。1/5なら良しとするくらいか。それでも平均7000個くらいになってしまうので、出玉で言えば前作より多い

最後に、連チャン用のクルーンの当り穴に入ったのに当たらない、という怪現象が頻発しているらしい。まあ僕は見たことが無いので頻繁は言い過ぎかもしれないが、埒があかなくなったのか電源を落とした店もあるらしい。「P鳳凰∞」でも役モノのレール手前で玉が引っ掛かっての当り消滅があったけれど、この手の問題はなんとかして欲しい。でもなんとかなるのだろうか!?

また筐体が同じなのも少し驚いた。まだあの筐体を使い回す必要があるのだろうか? 若干問題のある筐体だと思っているが…。

色々と苦言も書いたが、マルホンは見た目から皆があっと驚く機種を作ってくれる貴重なメーカーだと思っている。天龍2も前作の様に、増台になるくらいの人気が出ることを切に願っている

※大当り出玉は5750個で計算

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