第72回 推測ツールに入力できない『状況』を重視! 【しのけんの喰うならやらねばF】

第72回 推測ツールに入力できない『状況』を重視! 【しのけんの喰うならやらねばF】
▼裏話の前編はコチラ

(前編からの続き)

担当(以下・担)『なるほど。しかし今回押さえたのはそのような示唆が存在しないジャグラー。しかも打ち始めたらREGがまったく引けず、一区切りした時点でREG出現率が1/1800になっていましたね』

しのけん(以下・し)『REGが1/1800になったのはあくまで個人履歴ね。前任者込みだと3400GでREG約1/485』

『それでもREG出現率が肝となるジャグラーで、その出現率は不安になりますよね』

『もちろんREGを引いてくれるに越した事はないけれど、打っているジャグラーが他のジャグラーよりREG出現率の低いファンキーだったから、BIGを引けている間はそこまで不安視はしていなかったかな。ブドウが付いてきていたのもあるし』

『この時点での設定推測ツール的には酷いありさまだったのに…ですか?』

ツールの結果01
※約1800G時点での推測ツール結果


『推測ツールはもちろん参考にはなる。だけど、推測ツールに「その場の状況」は入力出来ないからさぁ』

『確かにその通りです』

『設定6が1台も存在しないホールで、推測ツールが設定6の可能性を1番に示していても、設定6である訳がないのと同じ。現場感的に強い以上、推測ツールが弱くても当然続行になるよね』

『その現場感的に強いと感じる要素の一つが、押さえた末尾台番と同じ末尾台の絆2で、設定5以上確定画面が出ていた事ですよね』

『うん。まぁそれを見ずともかなりの割合で正解だと思ってはいたけれど、強く背中は押してくれたよね。法則イベントをやっている時に、対象外の台でフェイク的に高設定を入れるようなホールではなかったから』

『そういう部分でも、ホールに対する信頼度が重要になってくるんですねぇ』

『うん。特に今の台はスペックがギリギリだから。107%~110%あたりの台がそんなすぐバキバキに反応する訳もない。高設定の可能性、その片鱗を一進一退しながら見つけていくのに時間を費やしている感じ』

『高設定、特に設定6だとどうしてもガンガン右肩上がりになる事を期待しちゃうけれど、実際は違うよ…と』

『機種に関係なく、高設定台を打った経験が多ければ多いほど、いろんな挙動を体験していくからね』

『実際問題、推測ツールの結果が序盤はあそこまで酷かったのに、打ち切った後には設定6濃厚データになっていましたね』

ツールの結果02

『ブドウは終日通して強かったし、あんな序盤でも過度に不安にならず打ち切れたのは、ホールの「状況」「傾向」というツールに入力出来ない推測要素のお蔭だよね』

『状況や傾向も、推測する上での肝心なツールだと』

『うん。ジャグラーは設定差ある要素が少ないから、特に重要じゃないかな。だからこそ、打つ機会が少なくなってきていると言うか』

『と言いますと?』

『結局、そこまで信頼できるホールってのが年々少なくなってきているんだよね。だからこそ確定演出とかが存在する機種に依存したくなっちゃう。そういう意味で、他機種の状況を参考に出来る末尾系イベントなんかは、ジャグラーを打つ機会としては自分にとって適している』

『なるほど。ジャグラーにもそのような推測要素が1つくらい付けば良いですねぇ』

『いやいや。ジャグラーには高設定演出とかは付けちゃダメ。あれば助かるけれど、それはジャグラーじゃないと思う。そういうのはイチ打ち手として理解しているんで』

『あ、ファンキーと言えば、6号機ファンキーが出るようですね』

『いやはや、かなりの高スペックってウワサだけど』

『ジャグラーをあまり触れないしのけんさん的にも気になる台ですか?』

『うん。それに設定5と設定6の機械割の開きが大きいとこ。それが本当なら設定6を入れる時に、ホールも覚悟が必要な気がする』

『なるほど。そういう事も考えるんですね』

『ジャグラーという主軸機種の中で、6号機で魅力的なスペックの台が出てくれるのは素直に嬉しい。ありがとう北電子って感じ』

『おお、“ジャグラー打たない系ガチプロ"をも魅了する6号機ファンキー。凄いですね!』

『…あのさ、過度にそこ主張しないでちょ。普段、ジャグラー触れ辛くなるからさぁ(笑)』

次回の日記は7月15日(木)更新予定!

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