(前編からの続き)
▶第243回 『青の祓魔師』CZ抽選の未公開部分を考察

担当(以下・担)『そういえば以前、「6.5号機」が市場に登場する前に、6.5号機に対しての見解をお聞きしたじゃないですか』

しのけん(以下・し)『あったねぇ』

▶第224回　今後訪れるパチスロの変化に期待すべきか!?

担『実際に今は6.5号機がホールに設置されだして、その後の見解は変わりました？』

し『うん変わった(笑)』

担『回答早っ(笑)。では今回は、登場する前とその後で変わった理由なんかをお聞きしたいです』

し『以前自分が発言した内容を要約すると、「過度に期待するな」だったでしょ』

担『ハイ。6.0号機から6.4号機になる間、毎回期待煽るような事をメディアが発言していたけど期待ハズレだったから…的な、どちらかと言うとネガティブな内容でした(笑)』

し『だけど、6.5号機…というか「犬夜叉」に関しては想像以上の挙動の荒さを見せつけてくれているから、見解が変わったって感じかな』

担『思った以上に荒い台が出てきてビックリって感じですかね』

し『う～ん、多少なりとも今まで以上に荒い台が作れる事は理解していたけれど、むしろ「そんな荒い台を全力で受け入れているユーザーの存在」が想定外だった感じ』

担『ほほう…』

し『どちらかと言うと、未だパチスロ打っているユーザーは疲弊していて、「爆発力ある？　だけどどうせお金入るんでしょ。怖い怖い」みたいな思考の人ばかりかと思っていたんだよね。世の中不況だしさ。ところが犬夜叉のシマ見ているとそうでもないぞ…と』

担『皆さんお金をガンガン突っ込んでますねぇ(笑)』

し『つまり、見返りが期待出来る(ように抱かせる)台であれば、十分高稼働に繋がるんだなと。それを犬夜叉でまざまざと見せつけられた感じ』

担『犬夜叉以外の機種に対してはどう考えていますか？』

し『荒さで言えば今のところ犬夜叉が別格でアクエリオンもボチボチ。カバネリや今週登場したフェアリーテイル2なんかの挙動は番長ＺＥＲＯに近いイメージだから、過度に6.5号機って事を意識する必要はないかなって感じ』

担『6.5号機は全ての台が極端に荒波な訳ではないですしね』

し『演出的な面で言えば、6.5号機とそれ以外に違いは無い訳でしょ。で、荒さも一部機種除いてそこまで違わない。だのに不思議なのは多くの6.5号機がそれなりの高稼働をキープしている事』

担『ですね。なんか6.5号機ブームのような感じになっています』

し『だからもう6.5号機関係なく単純にゲーム性が良く出来ているってだけなんじゃないのかなと。それにプラスして、犬夜叉が生んでくれた「6.5号機はなんか凄いかも」ってイメージが今のところうまく作用しているのかなぁって思う』

担『なるほど。6.5号機だから凄いと言う訳ではなく、どちらかと言うと開発力の高さのほうが大きいと』

し『もちろん有利区間4000Gと差枚2400枚終了って変化が大きくて、開発に自由度が上がった結果ってのもある。もしかしたら自分が思う以上に、この変化って開発側からすると大きかったのかもしれないなって』

担『と言う事は、今後6.5号機に更に期待できますかね？』

し『前回はネガティブ路線だったけど、今回は期待出来る！　って言っとく(笑)。導入されたばかりのフェアリーテイル2の設定6グラフをいくつかチェックしたけど、思いのほか細かく刻んでくれていて、高設定狙いがしっかり出来そうだしね』

担『わはは。やはり6.5号機になっても、パチスロに対する考え方はそこが重要ですか(笑)』

し『当然(笑)。荒い台が増えてホールが潤うようになれば、マイルドな機種にも予算が回せるようになる。そういう面でも6.5号機が盛り上がってくれるのはありがたい』

担『確かに。ホールに貢献できて打ち手も満足してくれる機種あってこそですからね』

し『うん。自分は当初6.5号機に過度に期待していなかったぶん今の流れに対する喜びが大きいかも』

担『ネガティブだったしのけんさんすら魅了した6.5号機の今後に期待ですね(笑)』