第34回 かつて実在した攻略法シリーズ⑳ 伝説の1枚掛け攻略で… 日当20万円か?事務所で正座か? ~「ペガサス412 ダイナマイトver.」~

第34回 かつて実在した攻略法シリーズ⑳ 伝説の1枚掛け攻略で… 日当20万円か?事務所で正座か? ~「ペガサス412 ダイナマイトver.」~

はじめに

今回は、1991年末~92年頃のお話。

パチンコは、多種多様なジャンルで名機が数々登場した年。デジパチでは「フィーバーパワフルⅢ(三共)」や「花鳥風月(西陣)」、そして、攻略ネタで有名な「ブラボーキングダム(平和)」などが人気になった。権利モノでは、今でも後継機が登場し続ける名機の初代にあたる1回権利モノ「ダイナマイト(大一)」や一度の当りで6000発もの出玉が期待できる3回権利モノの「カーニバル(ニューギン)」なども登場した。さらにアレパチでは「アレジン(藤商事)」がヒットし、ハネモノでは一度Vを出せば打ち止めまでまっしぐらという異色の台「たぬ吉くん(京楽)」が人気を博した。当時、爆裂機の代名詞的な存在だった「ダイナマイト」と「アレジン」のモーニング狙い等で、この2機種のシマは毎日のように鉄火場と化していたのは、思い出深い。

一方、パチスロは3号機も終盤の時期。連チャンしないとパチスロじゃない!的な思考の元、「ワイルドキャッツ(アークテクニコ)」「リノ(ニイガタ電子)」「セブンボンバー(バルテック)」など検定取り消しになった機種も含め、設置されていた機種のほとんどが強力な連チャン性をもち、かなりの割合が裏モノであった。

そんな中、登場した「ペガサス412(パル工業)」も例外ではなく、「上乗せver./アニマルver./ダイナマイトver.」といった3種の裏モノとともに世に姿を現した。そして、この「ダイナマイトver.」には、大きな攻略要素が存在したのだった。

「ペガサス412」とは…

設定1~6で、BIG確率1/312~1/252、REG確率1/284~1/182のAタイプの3-2号機パチスロ。※メーカー発表値

リールの小役配列上、普通に打つと取りこぼすため、左リールにチェリーを狙ったハサミ打ちにより成立役をフォローするだけで、25G/千円が38G/千円になり、設定1でも機械割が105%ほどまであげることが可能であった。

因みに名前の「412」の意味とは、3つの数字を足すと「7」になるからだそう…(※諸説アリ)。

ペガサス412(パル工業/1992年)
ペガサス412(パル工業/1992年)

「ダイナマイトver.」とは…

当時大ヒットしたパチンコ「ダイナマイト(大一)」の出方を模した仕様からこの名称が付いた。

本家ダイナマイトは「3(1R)」の小当りから大当りの「7(16R)」が当たりやすくなる天国モードへと移行した。そして、こちらの「ダイナマイトver.」も似たような仕組みで、「REG」後1Gで「BIG」が引ければ天国へ移行し、天国中の当りはなんと全てがビッグボーナスという仕様になっていた。そんな仕様もあって、BIG20連越え…なんていうこともしばしば目にした。

攻略法の内容

実はこの「ダイナマイトver.」には大きな欠陥があり、なんと1~3枚掛けの抽選確率が一律であった。そのため、通常時からボーナスを引くまで1枚掛けで消化することにより、大幅に投資を節約することが可能であった。

 

《手順》

・当たるまで1枚掛け。

攻略法の出所は?

以前、こちらのコラムでも紹介した「1000枚抜き攻略打法(→リンク)」「世界全滅打法(→リンク)」等でつるんでいた先輩攻略プロから落ちてきた情報。

この攻略法もそうだが、裏モノの方が正規のパチスロと違い瑕疵も多く、攻略ネタが豊富なのが実状である。

「ダイナマイトver.」を探して遠出するも…。

本攻略は、「ペガサス412」のしかも「ダイナマイトver.」のみということで、設置店舗を探すことが非常に大変であった。当時は表示器等がなかったため、出ている台を目で確認するか打ってみるかでしか判断要素がなかったのである。

そうして、128Gヤメを知らない人が多かった「上乗せver.」のハイエナをしつつ、「ダイナマイトver.」を探す旅のような日々を送っていた。もちろん、当時はP-worldもなかったため、仲間で散り散り、地味に各駅を降りて探し回ったものだ。

そんなこんなで虚心は、なんとか早い時間帯で見つけたホールにて初日は15000枚ほど出すことができた。しかし、次の日から冬期講習の授業が入っていたため、しばらく自分で打てないので、仲間達にそのホールを教えてあげることに…(一応、こんなでも虚心は講師w)。

 

翌日、攻略プロの知人は数人を連れて打ちにいったのだが、仲間がトイレに行くたびに1人また1人と帰ってこなくなった。彼は不思議に思いつつも稼働を続けていると、突然、レスラーのようながたいの良い店長に後ろから羽交い締めにされ、事務所に連れて行かれてしまった。すると、そこにはトイレから帰ってこなかった仲間達が皆、一列に正座させられていたとか。

大ピンチの知人プロであったが、なんとか交渉して電話をかけさせてもらい、無事「デリヘル」を呼んで開放されたとか…。あっ!「デリヘル」って、「デリバリーヘルプ」の方ね!(笑)

ライター紹介

  • 虚心坦懐
    パチマガスロマガ専属ライター
    虚心坦懐
    限りなく漆黒に近いグレーパーソン。しかし、その知識は半端なものではなく、怪しい噂のある「攻略」は大抵知っている。アナログ系の役モノパチンコにも強い。ちなみに、真性のキャバクラ好きで、10割がキャバクラ攻略の話……らしい。まさに、攻略特化型なライター。

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