道釘に関する総括! 横コースからのヘソ入賞は「道釘下向き状態」がプラスと心得るべし!!【Re:釘本 VOL.8 道釘④】

道釘に関する総括! 横コースからのヘソ入賞は「道釘下向き状態」がプラスと心得るべし!!【Re:釘本 VOL.8 道釘④】

他機種の実験結果もここに掲載

~実験データの見方~
実験はできるだけ回転ムラが生じないよう「賞球ナシ」で行いましたが、それでも完璧なものではありません。

回転率の差に応じた信頼度の目安を下に示しておきます。

±0.01~0.99……どちらにせよ影響は小さい
±1.00~2.99……少なくとも逆にはならない
±3.00~4.99……かなり信頼度は高い
±5.00以上……結果は確定的

CR男の花道Z(西陣)

CR縁起マンK(平和)

CR和風彩祭K(平和)

例えば道釘の隙間を広げようとする場合、左写真のように上からハンマーで叩くため、両端の釘が下がってしまいます。下げないように叩こうとすると、右写真のように不自然な叩き方になってしまいますから。

そして、両端だけ下がっていると形がおかしくなるので他の釘を揃えようとします。すると全体的に道釘が下向き状態になってしまう……というわけです。

道釘の隙間を広い時は回収期であり、ヘソも小さくなっているわけですから、見る側は「回転率が下がる状態例」として認識してしまいます。それがいつしか雑誌に掲載され、編集者やライター達もそのように記述するようになり今に至ったのでしょう。

なお、この話はあくまでも筆者の推測ですのであしからず。

これまでの実験結果から、少なくとも「道釘上向き状態」で回転率がアップすることはまずなさそうです。それどころか横コース主体の機種では、マイナス状況といわれていた「道釘下向き状態」が一番良い結果でした。

これは完全に業界全体が犯していた誤解ですね。影響力も決して低くありませんので、道釘の『上向き』『下向き』には注目しておいた方がよさそうです。

 

和泉純の「今」だから語れること

道釘について更に信頼度を上げようといろんな機種で実験した。道釘はヘソに到達するまでに必ず通る(玉があたる)部分。その意味では重要度が高い。

当時の心境は思い出せないが、もしかしたら「機種毎で違うんじゃないか?」なんて突っ込まれないようにやった実験かも。

若い頃の俺、意外としっかりしてるw

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