【GWゴトネタSP④】第10回 「初代ミリオンゴッド設定変更ゴト」の話

【GWゴトネタSP④】第10回 「初代ミリオンゴッド設定変更ゴト」の話

あいさつ

遂に今年のゴールデンウィークも明けましたね。また、いつもの日常が戻ってきます…とは言ってもコロナ禍ということで、虚心のライフワーク「キャバク乱舞」は、まだまだお預け状態です(涙)。

今回のお話は、虚心がよく通っていた小規模ホールで聞いたお話になります。

初代ミリオンゴッド設定変更ゴト

筐体パネルの脇から針金を入れ、電気を送り設定を強制的に6に変えてしまうというゴト(犯罪)行為。

そのため、筐体脇にこすれたような傷が付いてしまう。

都市伝説の様で本当にあった怖い話

今回は20年近く前、2002年登場の初代のミリオンゴッドが大ヒットしていた頃のお話。設置台数も多かったためゴト師に狙われることも多く、ホール側もかなり警戒していた。このホールでも、店長は「怪しい輩を見たらお礼はするから教えてくれ」と仲良くしていた常連達に伝えていた。

そんなある日、朝から3人組の若い連中が、遊技もせずに店内をウロウロ、、、。店内ほとんどが顔見知り、といったホールだったので如何にも怪しかった。

そして、角のミリオンゴッドが空くと3人組の1人が台を確保。1人が座り、(一見)残り2人と雑談をしていた。

するとそこへ、直前までこの台を打っていたスーツ姿の常連客が戻ってきた。実はその常連客、セレクターと受け皿に少量のコインを置いて台を確保していたのだ。

因みにこの常連客、見た目こそ温厚そうだが、お店に通う人なら誰もが知る「恐いお仕事をされている方」だった。


ここで問題が起こる。

肝心の台の電源がなぜか落ちており、セレクターに残っていたコインも確認できない状態になってしまっていた。


お分かりだろうか?

実は、若い3人組はゴトをやっていた最中だった。しかし、台を確保していたと主張する常連に声をかけられ、慌てた若者たちは、ゴトに失敗してしまい、台を感電死(ショート)させてしまっていたのだった。店長曰く「しっかり、ゴトの証拠になる傷も確認できた」との由。


そして、ここから常連の恐い方とゴト師の口論が始まった。店長は警察を呼ぶか一瞬躊躇していた。すると、恐い常連客の方は「ここじゃ他のお客さんの迷惑だから、場所を変えよう」と提案した。店を出る際、彼は店長に「この台なんぼ? それから、損失なんぼ?」と聞いていた。

3人組は相手が温厚そうなスーツの男性1人ということで、終始強気の姿勢であったが、店を出てしばらくすると驚愕! 応援に駆け付けた「20人近い恐い方々」がお出迎えに。立場は逆転し、子鹿のように足を震わせながら、他の常連客たちに見送られながら連れていかれた(笑)。


そんな彼らのその後の消息は分かっていない……というのは冗談で、店長曰く、後日、台は弁償してもらえたそう。また、「非常に物分かりの良く」「礼儀正しく正座しながら」「二度とこの近隣の店には来ません」と誓約書まで書いた、とのことである(笑)。

まとめ(いつものコピペ)

ゴト行為は犯罪です。窃盗罪であれば10年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられます。

 

ゴトは一部の人の不正行為ですが、我々パチンコファンにも影響があります。こういったゴト行為で出た損失は、設定状況や釘状況に影響し、巡り巡って私たちファンの負担になってしまうのです。

そうならないためにも、ホールさんにはくれぐれも警戒を頑張ってもらいたいものですね。

 

また、今回記載したネタは20年近くも前の昔話であります。現在においてもゴトを行うような犯罪者は実在こそします。が、本当に本当に限られた極一部の人間なので、一般ファンの皆さんは過剰に反応せずに、どうかいつもどうりパチンコを楽しんで欲しいと思います。

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