「偶然」による大当りを試行回数を増やすことで「必然」に変えるのが、自身にできるただ1つのこと!【Re:釘本 VOL.16 正攻法】

「偶然」による大当りを試行回数を増やすことで「必然」に変えるのが、自身にできるただ1つのこと!【Re:釘本 VOL.16 正攻法】

パチンコにおける「大当り確率」の謎に迫る

今日ハマっているから大当りが遠い。昨日出ているから今日も出る。……これらは完全なる間違いということが、今回の内容を読めばお分かりいただけるハズ!

福引きの場合、確率の逆数分だけ試行すれば必ず大当りが出現しますが、ルーレットの場合そうはいきません。1回の試行でいきなり当たったり、315回試行しても当たらないといった現象が起きてしまいます。

デジパチも同じで、315分の1のデジタルがポンポンと調子良く当たることもあれば、逆に1000回まわしても当たらないなんてことがあります。


しかし、ルーレットも1万回10万回と振っていけば、多少の誤差は出るにせよだいたい315回に1回は当たっているという結果になります。つまり、試行を増やしていけばほぼ確率通りの大当り回数が期待できるのです。1回1回の大当りは偶然ですが、長期的に見れば偶然ではないのです。

デジパチの試行の最中にはいろいろな事が起こります。経験豊富な私ですら怖いくらいに大当りが連続したり、信じられないほどのハマリに遭遇したりします。世にオカルト的な思考が生まれるのもこのあたりに起因するものなのでしょうが、大当り判定の仕組みを考えれば正論は一つ。

過去の現象はあくまで「結果」であり、それが未来に影響することはありません。ですから、前日の「大当り回数」などを見ても何の参考にもなりません。


私達にできることはただ一つ。「偶然」による大当りを、試行回数を増やすことによって「必然」に変えてしまうことです。

「ハズレ」が大当り確率に及ぼす影響

福引きが確率の逆数回(315回)で当たる確率はもちろん100%。対してルーレットは63%程度……。

パチンコはルーレット型ですから、数学的には何回試行しても決して100%にはなりません。

試行回数と誤差

試行の少ない段階では誤差による影響が大きいのですが、試行が増えるにつれその影響が小さくなっていきます。

確率というのは少ない試行回数だとアテにならないものですが、多くの試行を積み重ねればこれほどアテになるものはありません。

和泉純の「今」だから語れること

デジパチの基本仕様にある「大当り確率」をどのように解釈するかを解説したページ。

「福引」のような抽選システムだと思っている人はいないだろうが、大当り回数やグラフなどで台選びをする人がいる。これは完全な間違い。パチンコの大当り抽選システムでは過去の結果が未来に影響することはありません。

例えば、ここに精密な正六面体のサイコロが2つある。「1」が大当りだとして、これまで「1」が10回連続ででてるサイコロと10回連続で他の目がでているサイコロ、どちらかが次に「1」がでる確率が上がるだろうか?

答えはノー。どちらも等しく6分の1。データやグラフで台選びするというのは、この2つのサイコロのどちらかを一生懸命選んでいるということ。

それよりも、この2つのサイコロを振るための値段が10円違えば安い方を普通に選ぶはず。それが「釘状態で台を選ぶ」ということだ。

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