トニーの旬台イッキ呑み! 休肝日 ~パパ日記②~

トニーの旬台イッキ呑み! 休肝日 ~パパ日記②~

2人で打った思い出

前回のコラムでもお伝えした通り、いま嫁と息子は嫁の実家に帰省中です。家族と会えないのは寂しいですが、その代わりに手に入れたものは自由です。

これまでは2本目のビールを飲もうと冷蔵庫に手を伸ばすと、「昨日も2本飲んだでしょ? 飲みすぎだから今日は1本にしといたら」と嫁に突つかれることもしばしばありましたが、今は3本飲んでも怒られない自由。

仕事が早く終わったら息子と一緒にお風呂に入るように、とやや強めに言われているのでダッシュで帰っていたのですが、今はパチスロを打ちに行ける自由。

その自由があり、先日も仕事終わりにひぐらしのなく頃に祭2を打っていたのですが、ふと10年前のことを思い出しました。

当時、僕は嫁と付き合っていました。今は育児に専念していて全く打っていない嫁ですが、彼女はもともと大のパチスロ好き。とくに萌え系の台には目がなく、SLOT魔法少女まどか☆マギカに至っては、ユニメモで累計100万ゲームほど打ち込んでいました。そんな彼女ですから、当然、前作の「ひぐらしのなく頃に祭」も大好物でした。

ひぐらしのなく頃に祭2にも受け継がれているように、この機種で勝つにはビタ押しが必要不可欠でした。しかし、彼女はビタ押しが苦手。

では一体、どうするのか?

「RTが30Gか50Gか」「通常時に転落する際、次回周期が250Gか500Gか」

そういった大事な局面で、僕にビタ押しを頼みに来るんですよ。たとえホール内の端と端で打っていたとしても呼びに来ます。

そして、僕はビタ押しして、颯爽と元の席に戻るのですが、これがですね、めちゃくちゃ緊張したんですよ。だって、考えてみてください。隣の女性がパチスロを打っていて、ビタ押しが必要になった時におもむろに席を立ち、彼氏を連れてくるんですよ。

連れてくるほどだから、そうとう上手なんだな、と思うじゃないですか。

で、その時に豪快にミスしたら…。隣にいたら、思わず目を背けてしまいます。なかには、心の中で笑う人もいるかもしれません。

そんな状況だからこそ、必要以上に緊張します。なお、ビタ押しの成果はほぼ成功していたと思いますが、時には失敗してそそくさと立ち去った記憶も。

今年の4月から息子が幼稚園に入り、嫁は自分の時間を少しだけ持てるようになります。「私は家のことをやらなきゃいけないんだから」と断られる可能性も高いですが、ひぐらしの後継機が出たから午前中だけでもいいので久しぶりに一緒に行こうか、と誘ってみようと思っています。

(C)竜騎士07・07th Expansion/Frontier Works・Alchemist, (C)OIZUMI

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