確変中の止め打ち【Re:釘本 VOL.21 正攻法】

確変中の止め打ち【Re:釘本 VOL.21 正攻法】

アナタは打ちっ放しで玉を減らしていませんか?

デジパチには「確変」や「時短」など、特定の図柄で当たると突入する「玉を減らさずにデジタルを回せる状態」が存在します。

確変中や時短中は電チューが通常時よりも頻繁に開くようになっているのですが、その電チューの開放タイミングに合わせて玉を打ち出すことを「確変中の止め打ち」といいます。

打ち出してから電チューに到達するまでの時間を考えて、打ち出しタイミングをつかみましょう。たいていの機種は「開いたら打つ」「閉じたら打ち出しストップ」だとタイミングが逆になってしまうのでご注意。

確変や時短がゲームの中核を担っている今のデジパチにおいて、その期間の玉の増減は決して軽視できない要素です。止め打ち可能な機種なら面倒くさがらずに必ず実践して下さい。

ちなみに、小デジの消化時間が短いうえに開放が一定でない機種は止め打ちの効果はありません。

別に悪いことをしているわけではないので堂々としていればいいのですが、確変中の止め打ちを禁止しているお店も少なからず存在します。

注意を受けた場合は従わなければなりませんので、とりあえずは見つからないようにコッソリやることをオススメします。盤面ガラスに映る人影(店員)に注意を払っておきましょう。

注意を受けてから「何も悪いことしてないからいいだろ」と食い下がっても、それでお店側が譲歩したケースは筆者の経験上ありません……。

「止め打ち効果」とは…?

止め打ちの効果の高さを「玉がどれだけ増えるか」でとらえるのは間違いです。

別に増えなくても、減ってしまうところを現状維持にできるだけでも効果大なのです。

あくまでも「小デジ消化時間が長くて打ち出しを止める時間が長い」などのスペック的な面が大きいのです。

ほとんどの機種は確変中の小デジ停止間隔が一定。機種や釘状態によっては、それに合わせて打つことで玉を増やすこともできます。

電チューを見ながら「開いた→打つ」「閉じた→止める」では遅すぎます。なぜならば、電チュー開放には時間制限があるから。

打ち出してから、電チューに到達するまでの時間を考慮してタイミングを計りましょう。感覚的には「開く前に打ち出し開始」「開いたら打ち出しストップ」という感じです。

現金機はスルーが特に重要!

標準タイプのCR機はデジタル総回転のうち「確変」が占める割合が10%弱。現金機でCR機の「確変」に相当する「時短」は、割合の低い機種でも20%を越えます。つまり、現金機の方が時短の期間が長いのです。それだけにスルーチャッカーの釘には特に注目しておく必要があります。

和泉純の「今」だから語れること

様々な場面での「止め打ち」は、パチンコで勝っていくために必要な技術介入。

玉を打ち出しても損にしかならない場面は必ずあり、そこを見極めて打ち出しをストップすることで玉を節約する。そのタイミングは機種毎で違うので、実戦中はその把握につとめよう。

ただ、電サポ中の止め打ちに関しては注意が必要。この釘本制作時とは違い、今はホールがここでの玉の増減をホールコンピュータで把握している。いや、当時から把握していたのかもしれないが、今ほどピリピリしていなかった。

よって、店員さんの視線を意識しても無駄。コソコソやっても意味がないので、ある意味やるなら堂々とやればいい。

ちなみに、多くのホールは玉が増えないまでの止め打ちについては寛容。店員さんの視線よりも今はこの境界線を意識すべきだろう。

やれる技術介入はすべてやって、注意されたらヤメる……では遅い。その先には「止め打ち自体禁止」という最悪のシナリオも想像できる。

本文でも書いている通り、止め打ちは「増えた分が効果」ではなく、打ちっ放しで減るものを現状維持にするだけでも効果になる。その部分だけは死守していかないと未来はない。

もはやひねり打ちなどを得意気に実践している場合ではない。今の時代はもう、「ホール側に注意される」もしくは「出入り禁止になる」なんてことは恥ずべきものと認識しておこう。

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