5号機撤去が間近に迫る今日この頃。個人的には「さよなら5号機」といった理由で打つことはないと思うので、稼働の中で打てる機会があるとかなり嬉しい。これが最後かもしれない…という気持ちで毎回挑んでいます。あとついでに「万枚」の夢を見せて欲しい。ついでにね。

この日向かったのは特定の末尾番号がアタリ（高設定）という某店。配分は設定5がメイン。となるとペイアウトの高さも意識しておきたいところ。ということで私が確保したのは『押忍！番長3』。

設定5のペイアウトは116%、6号機の設定6も真っ青のハイスペックマシンである。

番長3の設定5判別はかなり難しいが、高設定の入る台に法則があるのならその難易度は大幅に緩和される。

法則が台番号末尾系であれば、まずは6号機の高設定挙動がわかりやすい台をチェック。高設定挙動をしている台があれば即決着でラクだが、一時間程度だとまだわからないことも多い。そういう場合はジャグラーなどのノーマルタイプのボーナス合成を見てみる。

特にジャグラーは設置台数が多いので、該当末尾が10台以上あれば一時間ほどで700×10台＝7000Gのサンプルが集まる。ジャグラー7000G分の信頼度は「そこそこ」程度だが、運が良ければそれで決着が付くこともある。

なお、これらを実行するためにもその日最も「人気の末尾」に座っておきたい。自分の座っている末尾の稼働が高ければ高いほど、決着が付くのも早くなるのだから。

てことで本命と思われる末尾番号台に座って打ち出すと、なんと79Gで超番長ボーナス。

これは超ラッキー…などと思っていたらば、ART中二度目のBBがなんと絶頂対決に当選。

うおお！ こりゃアタリ末尾引いた可能性あるべ！ 番長3の設定5、朝イチ超番長、絶頂対決…この時の私の頭には「万枚」の二文字が浮かんでいた。

が、このARTは1664枚とイマイチ伸び悩む。贅沢マンと思われるかもしれないけれど、番長3の設定5はARTを途切れさせたらイカンのですよ。万枚出すにはもう勢いで行くしかないのですよ。とは言っても時間はたっぷりある、まだまだ私の心には余裕があった。しかし…。

これ、アタリは自分の末尾じゃない可能性が高いわ。ここまでで二時間近く経っていたので、他の機種の様子を見てみると、自分の末尾よりも明らかに強い末尾が存在している。うーんでも自分の台も絶頂対決は引いているし…。迷う…迷うが、ここは勇気を出してヤメだ！

この状況だとまず自分の末尾がアタリである可能性は低い。となると、さっきの絶頂対決はたまたま引いただけの可能性が高い。単品の高設定の可能性？ そんなもの金閣寺が出てようやく追えるレベルだろう。

さらに言えば、万が一この末尾がアタリだった場合でも、後で戻って来られる確率が高い。つまりこの台をリリースしてもまったく問題が無いのだ。

ということで番長3をヤメた後はしばらく店内をウロウロ。うーんやっぱりアタリ末尾は決まってしまったみたいだ。空き台も無いしこりゃギブアップか…と思っていたところで奇跡が起きた。なんと番長3のアタリ末尾が空いたのだ。

はっきり言って、この番長3を取れたのは完全に運である。私は基本あからさまなベタ張り付きはせずに、空きそうなところに出くわしたら飛び込んでいくスタイル。それだと取り逃す頻度も増えるけれど、その分クレーム等を受ける頻度も少ない。自分の中ではちょうど良い塩梅でやっているつもりではいる。

そして今回はその運が私に振り向き、ズバピタのタイミングで取ることができたのだ。鼻息荒く打ち始めると一発目のARTから絶頂対決に当選し、こりゃもらったなモードへ突入。そして3回目のART終了後には金閣寺も出現し、そのまま閉店まで打ち切ることができました。

投資150枚、獲得1453枚。番長3の設定5にしてはやれなかった部類ではあるものの、起死回生のツモが決まったことに感謝である。

今回の勝因を挙げるとするならば、1台目の番長3を粘らなかったことだろう。ぶっちゃけ、番長3の設定5狙いで絶頂対決を引けてしまったら、半日近くの拘束は免れない。しかし今回は台番号末尾という法則があったので、その呪縛から早々に解き放たれることができた。それが超絶ラッキーな後ヅモを生んだのである。

ということで内容的には満足な実戦でした。あ、ちなみに結果の方は全然満足していないので、番長3さんにおかれましては撤去される前にもう一回万枚チャンスを私に下さい。よろしくお願いします。