【パチンコ】隣に座ったヘンな客【パンチ&リーゼント編】

【パチンコ】隣に座ったヘンな客【パンチ&リーゼント編】

 

過去の「隣に座ったヘンな客」はコチラ

 

チワッス!  あしのです。

パチ屋で出くわした奇抜なお客さんについての当コラム。

今回はまずペンネーム「ゴー・フー」さんのお便りを紹介します。

静岡にお住まいの44歳の方です。こんにちはゴー・フーさん!

***

まだ大花火やB-MAXなんかの大量獲得機があった時代の記憶です。

よく通っていたホールが近隣の店舗に比べれば多少出ていたほうなのでガラの悪い若い連中が集まってきていました。

ある新台入れ替えの日、それまでは先着順だったのが急になんのお知らせもなく入場を抽選になり、前日から並んでいたらしいグループの若者が抽選でクソ番を引いたらしく激怒!

散々店員に罵詈雑言を放ちそれでも怒りが収まらなかったのか、ゴネればなんとかなると思ったのかパチンコ台をキック!

台は無傷だったのですが、その後事務所の扉から出てきたのは棒漫画の海坊主の様な店員さん。

まー、白シャツにネクタイが似合わないこと(笑)

血の気が引いたように大人しくなった若者を事務所に連れていきましたが、その後彼がその扉から出てくることは一日ありませんでした。

そこは夏になるとシャツが透けて背中のお絵描きが丸見えの小指の無い店員さんがいたりとてもバラエティ豊かなお店でした。

今でもまだああいう店員さんって、いるのかなー。

***

あー、コレも昔は稀に見られる光景でしたねぇ。

並びトラブルからの暴動。そしてイカつい店員さんによる鎮圧。

まあ前日から並んでていきなり抽選になれば暴れたくなる気持ちも分からんではないですが、パチンコ台キックはあきませんな。

お便りのケースでは「海坊主のような店員さん」により制圧されたそうですが、筆者が遭遇した中で思い出深いのは逆パターンでありました。

あれは1999年だか98年だか、もしかしたら97年の正月。

確な年を自分でも分かってないんですが、正月だったのは強烈に覚えています。

なぜなら人生で最後のお年玉を親から渡されその足でホールに行ったので「正月」は絶対そう。

そしてその日が、筆者の人生で最初のパチンコ体験日でした。

右も左も分からんまま入店し、よせばいいのに着座したのがニューギンの権利モノである「ミルキーバー」(比較的上級者向け)。

何となく「ハンドルで球を弾いてデジタルに数字が揃ったら当たり」くらいのうっすらした知識しか無いまま、いかにも「俺分かってますから」みたいな雰囲気で打ちはじめることしばし、本来であれば「パチンコを打つ」という体験がしたかっただけなのでさらっと3千円くらいスッて帰る予定だったのが、想定外に何か当たってしまいました。

その時の感情は脳汁とか興奮とかではなく、恐怖に近かったです。

(やばい、何か当たった…!)

「何も知らんまま当たる」というのは裏を返せば「手に入るかもしれん何かを損する可能性がある」という事であります。

実際俺は権利モノの消化方法なんか1ミリも知らなかったので、手に入れる権利がある3箱の出玉を、そのまま失う可能性がありました。

当てるつもりなんかなかったとはいえ、自分で意識してお金を入れるのと、手に入る可能性があるそれを失うのとでは意味合いがだいぶ変わってくる。

その時筆者が取った行動は「手を挙げる」というものでした。

呼び出しボタンの存在を知らん上にハンドルから手を離してよいのかどうかも分からんゆえそうなったのですが、とりあえず真顔でスッと挙手してると向こうの方から店員さんらしき人がやってきました。

そっちの方をチラっと見て絶望する筆者。

やってきたのはゴリゴリのパンチパーマ&リーゼントのオッサンでした。

右手で鍵をくるくる回しながら真横に立つ男の姿を見た時、筆者の脳に去来したのは「パンチとリーゼントって同時に成立するものなんや」というどうでもいい感想でした。

無表情で立つその姿からは「とっとと仕事を終わらせて早く帰りたい」みたいなオーラが立ち上っているように見え、その無言の圧力で思わず挙手した手を引っ込めそうになったんですが、そんな筆者の様子を見て何かを悟ったのか、その店員さんは凶悪な外見からは想像も出来ないような優しい声でこう言いました。

「パチンコ初めてですか? これね、ハンドルをこう、グイッと回して、そこのぐるぐる回ってる所に玉を載せて…。そう、これあと2回来ますからね大当たり」

そう、彼はめちゃくちゃ優しかったのです。

その後もその店員さんは大当たりを消化する筆者の横に立ち続け、道路を横断する雛鳥を見守る地元警察官の如く、底知れぬ包容力でもって筆者の初大当たりをサポートしてくれました。

なんなら彼はその後の玉の流し方、そしてカウンターの位置などもマンツーでフルサポートしてくれたのですが、口調は最後まで完璧に丁寧であり、いわゆるひとつのスーパージェントルマンでありました。

確かに昔は今と比べて顔が怖い店員さんも多かったしタバコを吸いながら接客する人とかも普通にいましたが、こっちが「ちゃんとした客」である限り、彼らは非常に優しかった気がします。

一方で、ルールを無視する危ない客も今より確実に多かったので、パンチやリーゼントや鍵グルグル仕草は、ある意味抑止力的な効果を狙ったもんだったんじゃないかと、今ではそういう風に思っています。

今回は隣に立って教えてくれる、頼りになる良き「隣人」の話でした。

 

皆様の体験談を大募集!

隣に座ったヘンな客…アナタの体験談を教えてください!

ライター・あしの氏が当コラムにて紹介させて頂く…かもしれません。

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コチラから送ってください!!!!!
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