打ってたらパツキンのチャンネーに声かけられました。

打ってたらパツキンのチャンネーに声かけられました。

ドォーモ皆さん、こんにちは!! 今春から編集部の仲間入りをした『ヤックル』と申します。スロットが好きすぎるあまりホールの店員になったり、転職期間中に月25日もスロット打ちに行ってしまったりと、生粋のスロッカスです。

以後、お見知りおきを!!

さて、先週の休日のことです。来週にはとうとうボクにも初原稿の番が回ってくるということで、「しょーがないから、ネタ探しにスロット打つかー」(いつも行ってるけど) ってな感じでマイホに赴きました。

打った機種はこちら!

マイジャグラーⅤ

いや、ホントはね、もっとネタになるような「スマスロ北斗の拳」とか打ちたかったんです。ただ、朝イチマッハで埋まって全然無理でした。相変わらず凄い稼働ですよね。業界に携わる人間としては嬉しい反面、スロッカスにとっては打ちたい台が打てない生殺しの状況です。

とはいえ、適当に座ったというわけでもなく。

この日は5のつく日だったのですが、マイホでは5のつく日はジャグラーが公約になっていて、角〜角3、末尾5の台が熱いんです。北斗が駄目ならそっちに行こうと最初から狙っていました。抽選は50番ぐらい。北斗と角〜のジャグはもう埋まっていましたが、運良く末尾5のジャグが空いていたので、そちらを確保。小役カウンターをポチポチしながら、シコシコと打っていました。

チャンネー降臨

そこから、お昼を過ぎたぐらいですかね。隣の台で粘ってたオジサンが辞め、そのあとすぐにパツキンのチャンネーが座りました。少し甘い香水の匂いがして、何かラッキー♪ とか思いつつ打っていたら、しばらくしてそのチャンネーがボクに話しかけてきたんです。

「あのー、スミマセン、、」

え、これが噂の逆ナンってやつですか?

淡い期待をするも、まあそんなわけもなく、「7を揃えたいんですけど、出来ますか?」と、チャンネーは自分の台を指差してました。

ああー、はいはい、目押しね目押し。そんぐらい余裕っすよ、ってな感じでボーナスを揃えてあげました。それからも、ペカる度にちょこちょこ揃えてあげてたんですけど、ふと昔の店員時代のことを思い出してノスタルジックな気持ちになったんですよね。

いつまで続けんの、そのスタンス?

ボクが店員になったばかりの頃、ジャグラーの客層は大多数がジジババとか経験の浅い若い子達でした。ジャグラーのシマの呼び出しランプが光ったら、半分以上がジジババ達の「7揃えて〜」っていうお願いで、『目押ししたら、バケで怒られる』というのが一連の流れでしたね。

それがある日のことですよ、店長から「もう目押しはしないように」との突然の通達があり、パチンコのハンドル固定なんかも含めて一斉に厳しくなったんです。まあ、常連のジジババは困惑してました。今までやってたことが急に駄目になったんですもん。「7を揃えて〜」「ごめんなさい、今は出来なくなっちゃったんですよ」「でも、出来ないもん。どうしたらいいの?」なんてやり取りをして、お互い途方に暮れていました。

そもそも何で目押ししちゃ駄目なの? っていうと、詳細は長くなるので省きますが、風営法に違反してしまうからです。簡単に解釈するとこうです。

スロットは目押し等の技術介入要素があるからこそ、賭博ではなく遊技として成り立っている。第三者による遊技幇助(手助けのこと)があると、個々の技術によって結果に差が生まれず、賭博になってしまう。

パチンコのハンドル固定も同じような理由で禁止です。そうなんです。風営法を厳守していれば、実は最初から駄目だったんですよね。昔は緩々だったのが、急にうるさくなっただけで。それからかな、ジャグラーのシマから、そーいったジジババ達の姿がどんどん減った気がします。もちろん、コロナの影響があったり、ノーマル機の出玉が減ったりと複数の要因が絡んだ結果ではあると思います。ただ、ボクはホールがこういう『一見さんお断り』みたいな、居心地の悪い空間になってしまった。というのも理由の一つかなって考えてます。

年々衰退していくこの業界にとって、既存ユーザーの維持や新規ユーザーの獲得って急務なはずなんです。それなのに、相変わらずパチンコもスロットも高スペックの出玉が荒い、そういった層には手を出しづらい台ばかりを開発しているし、せっかくボーナスが当たってもそれを揃える手助けもしてくない環境だしで、全然受け入れる姿勢が出来てないですよね!

こんな状況が続くと、新しい人達が増えないんですから、この業界は先細りしていくだけです。広告規制緩和やスマスロ、スマパチの登場でわずかに息を吹き返しはじめてる今だからこそ、そろそろ業界が一丸となって、こういった風営法各メーカーのスペック競争にメスを入れ、遊びやすい環境を構築していく必要があるんじゃないでしょうか。

まあ、そんなこと考えながらチャンネーの隣でシコシコ(意味深)打ってたんですが、チャンネーは数回ペカッた分の出玉がのまれて、あっさりと辞めていきました。残念。ボクの台も、単独バケはそこそこなんだけどブドウは悪いしで微妙な展開。。チャンネーも辞めたことだし、プラスのうちに撤退しようと考え、下皿のメダルを箱にうつしてジェットまで持っていった、その時です。

とんでもない光景を目の当たりにしました。

それってアリなん!?

なっ、なんと!! さきほどまでボクの隣にいたチャンネーが男と二人で通路を歩いているではないですか。仲良く会話なんかしていて、いかにもな感じで。。

そしてその時、チャンネーとボクの目が合ったんです。さっきまでのハッピータイムが嘘だったように、チャンネーは知らん顔で会釈すらしてくれませんでした。

 

最初から彼氏に頼んどけや

…… …… …… ……。

次からは目押しを頼まれても、風営法的にNGなんで断るようにしたいと思います!

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