とあるパチンコメーカー社員、見出す!「スマスロ未導入店の勝機はココにあります」【覆面パチンコ業界人T.,K】

とあるパチンコメーカー社員、見出す!「スマスロ未導入店の勝機はココにあります」【覆面パチンコ業界人T.,K】

※『覆面パチンコ業界人T.,Kの忖度はナシの方向で』過去の連載まとめはコチラから。

 


 

世の中には数多くの忖度が溢れています。パチンコ・パチスロ業界も然り。

このコラムは、そんな業界の中心部に身を置く1人の開発者が、色々なしがらみを振り払ってお届けします。

最新機種や人気機種の秘話、メーカー関係者ならではの裏話まで。

もちろん忖度はナシ…の方向で。

第7回・スマスロという収益手段×他部門への還元の方向で

やぁ。

T., K. だよ。

 

前回、スマスロ導入について僭越ながら語らせて頂きました。

その続きとなります。

 

いやあ~、引き続き「導入店」は極めて好調ですねえ。

特に、お店全体(Pへの影響は不明瞭なのでスロットコーナーに絞った見解ですが)の稼働を上げることに、ちゃんと着目した店は強さが増してます。

とはいっても、そういう店舗さんってのはぶっちゃけスマスロが存在しない時期でもやれることをちゃんとやってきた経緯があるので、「業界の構図を大きく変える」といった意味合いは良くも悪くもなさそうですが。

 

「導入店」についてのお話は下記を以て一口に締めることが出来ると思います。

『スマスロ導入は“手段”であって“目的”ではない』

これの意味するところは、「スマスロという収益手段で、いかに他部門への還元が出来ているか?」というポイント。お店視点では当然のこと、ユーザー視点で“何打つか?”を見極める視点でも、とても大事ですね。

ここをちゃんと分かってるか、否か。

 


 

さ~て今回は、「未導入店」がどう考えるか? について。

これは2つのパターンに分けられるはずです。

 

1つは地域競合店の「導入店」の多くが、上述の「分かってる」パターンの場合。

つまりはスマスロで集客し、程よく抜いた上で、その利潤を6.5号機やその他部門に配分してスロット全体稼働を盛り上げてる場合。

……うん、ごめんなさい。このケースの場合は「未導入店」に勝ち目はありません

無理ですw

 

でも大事なのは「勝ち目が無い=負ける期間である=守る」を把握できることにあると思います。つまりは「未導入店」が“ここまで失ったらウチは撤退しなきゃいけなくなる”線をしっかりと守る期間である、という事です。

それぞれのケースや“守るべきもの”次第になるかと思いますので決め打ちは出来ませんが、スマスロについてはやはり年配ユーザーおよびライトユーザーの腰はまだまだ重いと言えます。

この層が動き出すとすれば、設置面積的にも一般化してくる年明けの2次ロット供給後や、まだその先になるかと。その手前で、その客層を自爆によって離反させるのは愚策でしょう。

よって、厳しい状況だとしてもジャグラーやPミドルでの虐め過ぎは避けねばなりません。ここは耐え時、固定客層の信用構築に細心の注意を払うべきです。

また、ここから逆算すれば、ユーザー的にはこの手の台に活路があると踏みます。

 


 

そして。もう一つのパターンは競合の「導入店」がおバカをやってる場合です。

つまりはスマスロによる"派手な出玉合戦"もしくはその逆の"抜きすぎ"です。

 

うわ、文字数が凄いことになってしまいました。まさか3回にわたっての話題になるとは想定外でしたが、次回に引き継ごうと思います。


※当記事の内容はライター「T., K. 」の独自見解に基づくものであり、編集部の意見とは関係ありません。

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