-1995年に連載スタートした稼働日記"喰うならやらねば！"の過去連載を振り返る『喰うならやらねばSIDE-B』。

今回は『南国育ち』編。シンプルな1G連ストック機でしのけんはどのように立ち回っていたのか!?

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担当(以下・担)『今回の喰うやらSIDE-Bで振り返るのは「南国育ち」です』

しのけん(以下・し)『おお～南国育ち。結構打ったなぁ～』

担『ほぼ完全告知的なストック機で、通常時は「キュイン♪」と鳴ればボーナス確定。ですがボーナス中ラスト8Gで蝶が飛べば1G連確定。このゲーム性に多くのスロッターが虜になっていましたね』

し『自分は「設定6は規則的な挙動になりやすい」事を把握してから打つようになったんだけど、それでもこの台にはハマったなぁ』

担『設定6は「単発→3連」という挙動になりやすいんですよね。あ、実機も所有しているとか』

し『うん。この機種は多くのパネルが存在しているんだけど、上の機種画像で使われているパネルの実機を持ってる。このパネルが一番好きでさ』

担『パネルは大手ホール「ダイナム」さん限定パネルとかも存在していましたね』

し『そう考えると結構先駆け的な事もやっていた機種だね』

担『そんな南国育ちで立ち回った2005年8月の稼働日記をご覧下さい！』

【2005年8月●日】

今日はT店の「南国育ち」イベント最終日なのですが、昨日の状況を考えると、なんとも微妙な状況になってきました。

と言うのも、昨日の南国のシマに設定6はわずか1台と、初日と2日目の状況があまりに大きく異なっていたからです。さらに昨日の夜、知り合いから良さげなイベントの誘いを受けてしまい、正直どちらに行こうか迷っているところなのです。

知り合いには早朝まで保留にしてもらい、悩みに悩んで結局夜明け。結論としては、T店南国イベントのトータルがマイナスのままになってしまうのはどうにも悔しい…という気分的な面を主張して、T店に向かうことにしたのでありました。

こんな感じで無駄に悩み抜いた時って、だいたい裏目に出ることが多いんだよなぁ…なんて思いつつ、昨日より早めにT店到着。

本日は並びゼロ。開店前にはある程度集まったものの、それでも昨日の状況が影響を与えているのは事実です。

なんだかさらに不安が増した自分は、公衆電話に駆け込んで「コケたらすぐそっちに流れるからよろしく」と知り合いにひと言連絡し、再び開店待ちをするのでありました。う～む情けない。

開店です。2日間ヘコみまくりの第1候補を余裕のGET。このホールはパトランプによる変更判別が効かないので、あとは挙動に身を委ねるしかありません。

初当りは8000円でBIG。ここで蝶が飛んで、さらに3連なんかしてくれたら理想の展開なのですが·····スルー。まぁ、1度くらいのスルーで結局6だったことはボチボチ経験しているので続行。

ベル出現率もチェックしているものの、それ自体もイマイチで、やはりダメかな......と思いかけた時に「キュインッ」とBIG。追加投資は1万円。

とりあえず飛んでくれ!その願いが通じたのか蝶がヒラヒラと舞って1プレイ連確定。しかもこれが3連でストップ！　なんとか生きのびた感じがします。

しかしこの3連で得たコインは、ストレートで飲まれてしまいました。

(中編に続く)